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「ぼっち」と「コミュ」~起業するなら、どっちがいいの?

もし、私に子どもがいたら
「お金持ちになる方法」と
「お金がなくても生きていける方法」の
どちらを身につけてほしい、と思っただろうか。


フリーランスの皆さん、
「どこ」で仕事してる?
まわりに「誰」かいてる?

こちらの動画で #宇野常寛  さんが

所属しているコワーキングスペースが複数あるのに
カフェで仕事をしたがっちゃう。

てな話をしていて、なんかわかるぞ、面白いなーと。

そのへんが、#庭の話 なんですかね(まだ読んでない)。

最後のほうに、

みんなが雇われるようになったのは、ここ50年ぐらいの話なので
自分でやる仕事を複数もって、ぬるぬるやっていけばいい

てなことも言ってた。私も、そう思う。
別に勤めてもいいけど、「労働」って、もっといろいろあっていいよな。


常連がはばをきかせていないほうが場は続く

一緒に起業しようと相談している仲間と、コワーキングスペースとかシェア本棚の話をしている。
いまはぞれぞれの事務所で仕事をしているけど、法人をつくるとなったら自宅じゃない場が欲しいし、そこを拠点にするなら、ほかの人からも「使える」と感じてもらえる空間にできたら・・・と思ってしまう。

ただ、数年前まで夢中で追いかけていた、
#共感資本 #贈与経済
の類から、ちょっと距離を置くようになった。
これらを勧めて実践している人たちが、もともと余裕綽綽の勝ち組で、地域的にも首都圏につながっていて、という顔ぶればかりに見えて、

あぁ、私は違うな。

と思うからだ。神々たちの遊び? みたいな。

ターニングポイントは、
#eumo  という共感資本の贈与型通貨を全額腐らせてしまったことだった。

立ち上げを記念したクラファンで、憧れのeumoを手にした私。
が、関西には使える店舗がほとんどなかったうえに、コロナ禍で旅行や外出の自粛もあって、有効期限が切れるのは、あっという間だった。
加盟店が多い地域の人たちが、とてもいい買い物ができたと意見交換しているfacebookグループに、全額腐った話を投稿した。
ビックリするほど反応がひんやりしていて、以来近づいていない。
別に批判する意図はなかったし、事実は事実として伝えて、何かしらバージョンアップ時の参考にしてほしかっただけだが、そう受け止めてはもらえなかったように思う。残念。

だから、この動画で宇野さんが

共同体がいいというのは、強者の論理だと思うんですよ。

って言ってたの、すごくわかる気がするんだ・・・私。

「界隈」に属していなくても大丈夫

だからといって、コミュなんていらない とまでは思わない。

孤独だけと、世界から孤立しているわけではなく、どこかで他者とつながり・・・

司会をしていた竹下さんのコメント欄より

と竹下さんが言うように、
「ソロ」の時間は大切にしつつ、
「ロンリネス」に陥らないための、駆け込み寺は欲しいと思っている。

そのためには
「唯一無二の場所」
を見つけようとしないこと、がいまのところの最適解。
いくつもの場所に、頼れることが分散しており、顔触れも違う。
というのが私の理想だ。

NPOで地域コミュニティの支援をしていたときも、
すごくうまくいっていたグループほど、ちょっとした綻びをきっかに、あっというまにズタボロになる傾向があるなと思っていた。
「あの人がいるから、参加しない」
と一人でも言い出すと、その空気が蔓延してしまうから。
テキトーに人が入れ替わるぐらいのグループのほうが長く持つ。
カリスマリーダーの存在も、スタート時にはいいのだが、持続性という点からいうと危うさをはらむ。

たぶん、創設間もない組織というのは、ボランティアだろうが仕事だろうが、似たようなところがあるんじゃないか?

コミュニケーション相手としての「庭」

人を相手にコミュニケーションを始めてしまうと、
どうしても承認欲求の奴隷になる。
かくいう私も、最近こうしてnoteをマメに更新しているのは、アクセス数を伸ばしたいからだ。ちょっと成果が上がると嬉しくなって、さらに気合いが入る。

おそらく、どこかで壁にぶち当たるだろうが、そのときに
「アクセス数なんて、気にしなきゃよかった」と悔やむか、
「それでも、ここまでやって正解だった」と納得できるか。

どっちだろうか。

宇野さんのYoutubeは何度か見たことがあるが、ちょっと前までは、いまのような言説ではなかったような記憶がある。
中年の危機? みたいな話をするようになってから、人よりモノに目を向けるようになられたのか・・・な? その集大成が、この本なのかも。

もう一度、念のために書くけど・・・
まだ読んでないw

私はそこまで、コミュを見限ったわけじゃなくて、
複数のコミュに指一本ずつひっかけていく みたいな生き方ができないかと模索中だ。

もし、私に子どもがいたら
「お金持ちになる方法」と
「お金がなくても生きていける方法」の
どちらを身につけてほしい、と思っただろうか。
そうは言っても、やはり前者か。
後者だけで大丈夫だと自信をもって言えるほど、
共同体も再配分も、実現してないもんなぁ。

#ぼっち起業
#ぼっち
#コミュニティ
#コワーキング

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すきめし
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