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セレブ婚に憧れていた女子たちが、「稼ぐ力」獲得に舵を切り直していた

キャリア支援について考える日々。
「リスキリング」が流行語みたくなっちゃってるけど、
なんだかな・・・しっくりこない。


魚の釣り方を教えても、まだ足りない。

地元神戸でも、女性向けのデジタル人材育成 をテーマにした講座があるんだが、去年実施されたのは、
インスタやYoutubeに使える映像つくれるようになります
的なやつだった。まぁ、教えるほうは、それが簡単だろうし、成果も見せやすいから悪いとは思わない。

魚を与えるより、魚の釣り方を教えろ。

という言葉のとおり、ちゃんとノウハウや必要な技術を教えている。
合格点なんだろう。でも、でも、私は、ちょっと違うと思うんだ。

魚の釣り方がわかっても、
どこで釣ればいいのかわからないし、
釣った魚を自分で食べるのか? そのまま売るのか?
市場に出すのか? 焼いたり煮たり缶詰にしてから売るのか?
・・・etc. が、本当の意味での「仕事」なのに、そこには触れないのかーい!という感じ。まぁ、「デジタル人材」の文脈から外れるんでしょうね。

で、こちらの動画。
よくある、キラキラ女子が、ノウハウ商材を売らんかなとしているやつかと思ったら、そうじゃなかった(ごめんなさい。キラキラに見えたもんで)。

昔はお金持ちの男性と結婚した人を羨ましく思っていたけど、いまは違う。女性にも稼ぐ力が必要だと思う!

みたいなことを、女性ふたりで話してた。

なぜ、「稼ぐ力」が必要だと彼女たちが思ったのか?

理由はひとつじゃなさそうだったけど、なるほどなぁと思ったのが

育休中に何かを買おうとしたときに
「使えない」と迷ってしまう自分 に気がついたというエピソード。
選択肢がない人生よりは、自由に選べる人生のほうがいいもんね。

いま、子育て世代の支援策をあれこれ考えているんだけど、
働くことを通して社会と接点を持ちづづけることで、
お金が得られるだけじゃなく、多様な人と出会い、
「これもありなんだ!あれでもいいんだ!」
と心の底から思えるようになることが、けっこう大事なんじゃないか、と。

たとえば、働いてなくて貯金がある人なら、自由に使っていいはずなのに
「いまの自分には、自分のためにお金を遣える権利がない」
みたいなメンタルブロックがかかっている可能性がある と思う。
何人ものママさんたちと話しているけど、結婚していても子どもがいない人は、もっと「自分のため」という気持ちを保持しているのを感じた。

思いやりのある、優しいママさんほど、
子どもや家族を優先するあまり、先に自分を満たすことに罪悪感があるのかもしれないなぁ。

おひとりさまの私には、産休育休中に社会と離れてしまうことによる焦燥感や、自分を後回しにしてしまう心境について、体験をもって共感することはできないけれど、エンパシーならできると思う。だってさ、介護のときも似たようなところあるしね。

ママの気持ちを軽くする方法がみつかれば、ほかの人も、いっぱい救える。
思い込みかもしれないけど、そう考えて、事業プラン練ってる。

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すきめし
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