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「定年退職したら悠々自適な生活が待ってる」という幻想について
こんにちは。タクスズキ(@TwinTKchan)です。
「70歳まで働く―週刊東洋経済」を読んで、老後の仕事について思うところがあったので、その辺を書いてみます。
これからは死ぬまでやれる仕事を見つけられたら幸せ
老後の働き方を考えるようになったのは、こちらのツイート。何気なくつぶやいてみたんですが、共感してくれる人が結構いました。
「悠々自適」と思われがちな、定年後の生活ですが、意外とそれを苦痛に感じる人がいるみたいなんですよ。
あと、数年で定年を迎えるぼくの両親も「定年したらどうしようかなぁ」と言ってたんですよね。しかも、母親に限っては、まだまだ働く意欲があるらしいし。
こうした人が、定年後に一切仕事をしなくなると、まさに「定年ロス」になってしまうんですよね。
だから、それを解決するためには雇い先を探すか、自分で仕事を作るしかないんです。
定年した人のスキルを欲する企業はある
でも、定年した人を雇ってくれる会社なんてあるんだろうか?なんて考えてたんですが、「70歳まで働く」を読んで、意外とあることに気づいたんですよ。
それは熟練した「わざ」を持っているシニアを欲している企業において。
「わざ」を求めている職場はたくさんある。企業数で全体の99・7%、従業者数で3分の2を占める中小企業では、人材不足もあり大企業で経験を積んだシニアへの期待が大きい。
若手ばかりで旗揚げし、右も左もわからないベンチャーも同様。企業社会のルールを熟知したベテランは、まさに「即戦力」になりうるのだ。
また、中国や東南アジアでは、日本のシニアへの期待が高まっている。技術者のニーズが高いのはもちろんだが、小売業やサービス業でも日本のノウハウは求められている。海外に活躍の場を求めるのも、決して絵空事ではない。
このように需要はあるのですから、定年後も働きたい方は、こうした職場を今のうちから探しておくといいでしょう。
シニア起業の成功例を学ぼう
仕事を作る場合だと、最近は「シニア起業」も増えているので、その辺の成功事例を本書で学んでおくといいですね。
うちの場合、会社を作って母親に記事を書いてもらおうかなぁ、なんてことも考えております。
いづれにせよ、定年ロスの回避、定年後の充実した生活のためには、「死ぬまでやりたいと思える仕事の発見」が欠かせません。
僕は20代ですが、そういったことを意識して今の仕事を選びました。なので、僕と歳の近い人もこういったことを考えながら、働いてみてはいかがでしょうか。
そっちの方が得しますよ、きっと。
以上、89年生まれのプロブロガーがお送りしました。
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