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常識を打ち破る旅ー②中国南方航空で出発編(往路)
「常識を打ち破る旅」と銘打ち、JKの娘を置いてオバサン一人旅。バリ島で自分自身と向き合おうと、何もかも初めて尽くしの中いよいよ渡航の日を迎えました。
今回はワタシの使った飛行機、乗り継ぎ空港などについて書き留めていこうと思います。
ほかの会社の飛行機に乗るときより入念に、出発直前まで最新情報をチェックしつつ、それでも少し緊張感と(なんとでもなれ!!)という気持ちとともに家を出発。
今回なぜそんなに緊張感があったかというと、やはり中国の航空会社ということで
・英語があまり通じないのではないか(そもそも英語でさえ片言なのに…)
・いろいろ規制が厳しい中国での乗り継ぎで、十分な情報が得られるのか
という点が気がかりで、それで普段より下調べを念入りにしていました。
広州白雲空港で乗り継ぎする際に無料で航空会社が用意してくれるというトランジットホテルですが、年が明けるまでは2024年12月31日までのサービスとあり、全く情報が更新されないままでした。年が明けて間もなく、どうやら2025年もサービスは継続するようで、それに関する説明も公式サイトで少しわかりやすく表記されており一安心。広州白雲空港だとあらかじめサイトで予約ができるというので、ワタシは抜かりなく往復で予約をし、その予約番号が書かれたページを印刷しておきました。
(わざわざ印刷をしたのは、中国の空港だともしかしたらスマホが使えないかもしれないという不安があったからで、いま思えばやっぱ、スクショ最強です。とりあえず何でも手続き関係はスクショしとくべき)
さて。
まあ、そうは言っても羽田でつまずくことはないだろうと、むしろその後心配なことがあれば、全部羽田で、羽田のカウンターで解決させていこう!そんな気持ちで羽田空港に2時間半ほど前に到着。一応、大陸経由ということで混雑を警戒しての早めの到着でしたが…拍子抜けするほど空いていたwww。
そして航空会社のカウンターも全然並んでおらず、しかし対応してくれたのは韓国の方で残念ながら日本語あまり通じず…え???おや???ここは日本ダヨネ???ってなりながら、荷物を預け保安検査場へーーなんかいろいろ、思ってたのと違うなーと思いながら一応無事機上のヒトに。
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実はこの時、たくさん動画やら写真やら撮ったのですが、日本に帰ってきてUSBに移したら開けなくなってしまい…というのもですね、この時まあまあ大きい機体で新しめの機材だったんだとおもうんですよね!モニター画面とか大きくて画質もキレイで、広州に着くまでのガイドを楽しく見てたのですが、その動画も無くなってしまいました…涙。
そして、その後乗った便は、どれもモニター画面無しの旧機材といった感じで、ワクワクしないものだったのです…涙。
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それで、ワタシ実はあまり機内で寝られないタイプだったのですが、今回フツーに寝られたのはありがたかったです(なんでかはわからない。オバサンになったから?笑)。あと、広州まではほぼ満席の確か3-4-3だったのですが、奇跡的に通路側のワタシと窓側の方の間に誰も来なかったおかげで、とってもリラックスできたなーといま思います…
さあ。そうこうしているうちに乗り継ぎ空港に到着しました。こっからが勝負です。きちんとワタシは予約したトランジットホテルにたどり着き、仮眠することができるのでしょうか!?
……できませんでした。
一旦入国することに失敗し、乗り継ぎエリアに行ってしまったのです泣。
でね、ここすごく興味深いなと思ったのですが、まあまず中国南方航空がトランジットホテルを利用者に無償で提供してるってことを、空港の関係者は誰も知らないわけですよ。で、行きでワタシの「片言ゴリゴリ英語」にパワーがなかったこともあるんですが、彼らは自分が知らないことには関心をもたないというか、
「知らんもんは知らん!あっちに行けば知ってるヒトいるよ」
って感じで追いやられ、でもそっちに行っても
「は?そんなん知らん」
と言われ、要するに乗り継ぎエリアにいるヒトは、たとえ航空会社のスタッフであっても外のことは知らないし、それについて自分が動こうとはしないんですよ。
ワタシは彼らをみて、ふと思いました。
(これでもお給料もらってるんだよな)と。
これ、どっちがいいかってわけじゃなくて。
例えば日本で同様のケースがあったら、それを聞かれたスタッフは何か調べてくれると思うんですよね。ひょっとすると同じ航空会社だったら情報共有もできていて、間違って乗り継ぎエリアに入ってしまったヒトも入国できるところまで案内してくれるかもしれない。
でも、それって、ものすごい負荷がかかるでしょう?
本来それって、その方のお仕事じゃないんですよ。しなくてもいいことをしてくれてるんです。
片や、知らないことは「知らない」と言い、自分の業務以外には決して手を出さない。
あまりにも違う ”働き方” そして ”人への寄り添い方” に、言いようのない溝を感じてしまいましたね~ヒトってこんなにも違うのか、って。
日本人はもしかして、やりすぎなのかもしれないよね。
こんな風に「ワタシはわからないからあっちに行って聞いて」って出来たらラクだよね…
断られたあとで、働く彼らをみながらワタシはそんなことを考えてました。
と、そんなわけで、トランジットホテル利用に失敗したワタシ。
(いま中国/広州では24時間以内だったかな?トランジットビザ免除で入国できる制度が復活してるそうで「一時入国」というようなことが書いてある窓口があるので、そこを一心不乱に目指しましょう。書類が無くてもそこの職員が渡してくれます。詳しくはきちんと調べてね!)
↓ 公式じゃないけどここが詳しい
さて。
なんと。ワタシの恐れていた、空港のゲート前で搭乗時刻を待つオバサンになってしまった…(映画「ターミナル」を思い出す)
やだぁ怖いな~
真っ暗になっちゃったらどうしよう
荷物取られないようにがっしり握りしめてうっかり寝ないようにしないと…
なんて思っていたのだが。
広州白雲空港にはそんなヒトが溢れかえっていて、キケンどころか賑やかすぎる夜明かしの場と化していたのでした笑
ずーーーーっと誰かと何時間も電話してるインド系?の男のヒト、とか(いやぁ誰と話してるんだよ!←なんか別に恋人と話してるって感じでもなくて余計気になる)
日記みたいなノートに何かをしたためている一人旅の欧米系の女性とか
そうかと思えば中東系?のファミリーなど
なぜだか流れる、この場を共有している一体感。
(ワタシだけかも)
この頃はまだ、旅のはじまりでまだまだ緊張もほぐれず、しかも先ほどの一時入国し損ねた自分に悔しさがあったり、そのあと入った空港のレストランで頼んだ麺にナゾの皮のフライとか内臓なんかが載っていて(おいー何を頼んでるんだよぉ)と、再びきちんとメニューを見ない自分に腹が立ったりと、気分が落ちていたのですが
誰もこのオバサンを気にしてない。
なんかいい感じだな♪
と思い、気がラクになったのを覚えてます。とはいえ搭乗開始1:40amだったかな?はキツく、最後の方はもう、能面のような表情で魂なくしてたワタシ……
無事搭乗してからは爆睡し、気づけば周りの食事も済んでおり(いや、あの時間に食事出すんかい!)なんだか消灯直前に食事をもらってしまい、真っ暗な中でモソモソと手を付けながら
(ライトをつけるか…でも明るいんだよなぁ、周りにメイワクだよなぁ)
なんて思ってる自分がいて、もっと厚かましいオバサンにならないとなーと反省したりもしましたが。
しかし、そんな想いもバリに着いてしまったらどうでもよくなってしまうのですーーー
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