
新種のエナジーヴァンパイア
「エナジーヴァンパイア」という単語を聞いたことがあるだろうか。
(エネルギーヴァンパイアともいうよね)
文字通り、ワタシからenergyを奪ってく悪いヤツのことなんだけども、これ対処がヒジョーに難しい。
てのも、彼らは一見"いいヤツ"だからだ。
一見いいヤツのおかげで、まず「見分けづらい」。いいヤツだと思って付き合ってたら、なーんか消耗するなぁって思いつつ、まさかそいつが原因と思わないで付き合い続けいつの日かぶっ倒れる…とかさ。
それと、もし幸か不幸か「こいつ、ちょっとヤバいな」と思ったとしても、一見いいヤツなおかげで「距離を取りづらい」&「周囲に理解されづらい」。下手をするとそいつが周りに「よっしーから避けられてる~」なぁんて言いふらして、自分が悪者になりかねないという危険性をはらんでいるのである。
なんで急にこんな話を始めたのかというと、
気づいてしまったのだ。あるヒトがそれだった、ということに。
(特定されてしまったらコワいのでこれ以上の情報開示は控えます)
実はワタシ、不遜にも「エナジーヴァンパイアにはもう絶対被害に遭わないもんねー」と思っていたのだから笑っちゃうよね!!!
ワタシの考えていた「もう絶対被害に遭わないヴァンパイア」は、こう、大きなマントで包み込もうとする感じ。自分の世界に相手を懐柔し、自分の都合のいいように相手を動かし(無意識のうちに)相手を振り回す、そんなイメージだった。
しかし、違うタイプもいることをワタシは今日初めて知らされることになった。というか、こっちの方がより厄介に違いない。
それは、決して”巻き込む”つもりでも”振り回す”つもりでもない、本当にいいヒトなだけなのに、いいヒトすぎてじわりじわりとこちらの体力気力を奪ってくるというタイプだ。もしかするとこちらが本来のエナジーヴァンパイアといえるのかも(本来ってなんだよ)。前者はただマウントを取りに来てるともいえなくもない。
ワタシが気づいてしまった、そのヴァンパイアさんは、ほんっとうにいいヒトで、めちゃくちゃ腰が低くて話し方もめちゃくちゃ丁寧で、ホントにこちらが心配になるくらい「ワタシなんかがすみません」みたいな感じで、実際これまでは本気でその方の行く末を心配し、メンタル面など「大丈夫?」と気遣っていのだが、急にあることに気づいてしまった。
その方の言動を間近に触れていると、こちらがものすごく疲弊してゆくのである。直接会話をしているわけではないのに、である。(お願いだ、もう恐縮はしなくていいから、話を先に進めてくれ!!!!! そんなに丁寧に話さなくていい、これ以上相手の時間を奪わないでくれ!!!!! もっと、もっと簡単に物事を片付けてくれ~~~!!!!!)となってしまうのである。
おそらく、一言で言ってしまえば
(波動が)重い
のだと思う。
高気圧の空気が低気圧に流れるように、軽い波動がそこに呑み込まれていってしまうのだろう。だからしんどくなるのではないか、とワタシは思う。
波動が軽いヒトは、何かこちらが話してもすぐに理解してくれる。会話がポンポーンって感じで成立するし、気持ちいい。
重いヒトとの会話はそれがないのだ。なにかベッタリとしていて上がっていかない。これはただの「会話が弾まないヒト」とのものともちょっと違って、相手は「そうですよね」とか「ありがとうございます」とか、とにかく聞こえのいい言葉は発してくるので、一見会話がうまくいっているような気にさせられてしまうものの、いつまでたっても”気”が上がらないのである。
『暖簾に腕押し』という言い方は、おそらく違った場面で使われる慣用句だと思うけど、感覚的にはそれにものすごく似てる。何を話しても手ごたえがない。徒労感だけが残る感じ。
こうした方に出会ってしまった場合の対処法としては、あまたあるエナジーヴァンパイア対策サイトにあるように「逃げる」「避ける」「距離をとる」のが手っ取り早いのだと思うけど、もう少し観察を続けたいというか、ここで会ったのも何かの縁、どうにかならないものなのかと考える自分もいて、研究は今後も続けていこうと思うけど、これを読んでいる皆さまにおかれましてはどうぞ上記3つの方法にて、ヴァンパイアさんたちから離れることをオススメいたします。
どうぞご自分の心身を大事に守ってくださいね。
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