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過去の、じゃなくていまのワタシでいよう(10/22追記アリ)

先日、数年ぶりに地域のイベントのボランティアに参加した。それは以前、ワタシがPTAの役員をしていた時に携わっていたイベントで、それまで毎年のように役員を引き受けていたワタシが、もう足を洗おうと決意して、逃げるように全てのボランティアから手を引いたのが3年前くらいで、その時以来だった。

「その日だけならいいか」

そう思って当日ボランティアを引き受けたワタシだったが、やっぱりいろいろと(やっぱ無理なんだなー)と思わざるを得ない出来事もあり、心がざわざわしていた。HSS型HSPなんだと自分で認識できてから、だいぶ他人に振り回されることなく、多少振り回されそうになっても
(ヤバいぞ、いま、振り回されそうになってるぞ、気をつけろ)
と自分で気づけるようになったこともあり、まあまあ穏やかな日々を過ごしていた。が、この日は久々に”自分への危機感”を味わっていた。

しかも、昔のPTAがらみの方々がたくさんあちらこちらにいらっしゃって、
「お願いだー誰もワタシに気づかないでくれー」という思いと
「ちょっとくらい気づいてくれー」という、
何ともめんどくさい感情がごちゃまぜになり、もうこうなったら絶対、何とか目を合わさないようひっそりしていようと視線を落として過ごしていた。
(そりゃ疲れるわ)

が。

イベントが終わり、多少無防備になったワタシが片付けをしている最中にその出来事は起きた。

彼は、ひっそりと作業をしているワタシの元へやってきて
「よっしーじゃーーーん、久しぶりだねぇ」
と、こちらの気持ちなんかお構いなく、なんの屈託もなく、めちゃくちゃデカい声で話しかけてきた(笑)

仕方なくワタシも、そこから腹をくくり
「あぁ、久しぶり」
と会話をはじめた。なんとか挙動不審に思われないよう振る舞おうとするその様は、自分でもかなりミジメだった。
「いつからいたの~全然気づかなかった」とか、他愛もない話をつづけたあと、ワタシが一緒にイベントの手伝いをしていた娘(JK)を紹介したときだった。

ワンクッションおいて、ワタシだけに聞こえるように
「娘、あんなにおっきくなったんだ。ひとりでよく頑張ったね」
と彼が言った。あまりに不意を突かれたので、何を言ってるのかわからなかったのだが。

そうだった、このヒトはなぜか、ワタシが離婚して一人で子育てしながらPTAの役員をやってたことを、役員のなかでただ一人だけ知ってたヒトなんだった。。。。。。

一瞬ポカンとしたワタシに、彼は何回も
「よく頑張ったね」
と言ってくれて、ワタシは何も言葉がでなくて
その時の気持ちは、
げ、そっかぁそんなことまで知られてたなぁ、とか
おいおい覚えてるんかぁい、とか
その頃のダークな感情とか、いろんなものが湧き出てきたんだけど、それと同時に
うわぁそっかぁ、ワタシ、頑張ったんだなぁ
と、なんだか初めて離婚してからの自分を、自分できちんと認められた気がしたのだった。彼のおかげで。

過去のヒトやモノに触れるとき、ワタシたちのようなタイプはあっという間に過去に戻ってしまい、その頃の記憶を鮮やかに蘇らせてしまうけど、もしかして”いまの自分”をそのままに、「改めましてこんにちは」な気持ちで向かっていっていいんじゃないだろうか。

ワタシのこの、ゆがみまくったこじらせ感情が、彼のどストレートなウェットモーメントにより、なんだかアイロンのスチーム機能のようにスーッとしわがのびたかのように感じられて、
そっかぁ、これでいいんだ。
なんて思ってしまったのだった。

ところで、おそらく彼は水星座なんじゃないかしらね笑

※ちなみにこの方とは恋愛感情とか一切ございません笑。PTAだもん当然じゃんって思っていたけど、世の中当然じゃないのよね、きっと…(^^;
そう、ワタシってこうなのよ…涙

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