すきま

日課のフロップGTO研究をつらつらと書なきます。 KKpoker100,200NL flashを中心に稼働。 twitter:@identitysukima youtube:https://t.co/bVO7ETYoR0

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有償コーチングサービス開始します。

※具体的なコーチングの内容をご確認されたい方は、「②コーチングサービスについて」まで飛ばしてお読みください笑 このたび、有償の個別コーチングサービスをはじめさせて頂くことといたしました。 下記以降ご確認いただいて、もし興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、Twitter(@identitysukima)のDMまでご連絡下さい。 ▼①はじめに 日ごろから皆様には、本当に感謝してもしきれません。 私よりもっと強く、有名な方々が多数いらっしゃる中で、いろいろな方からあたたか

    • 【MTT小噺】vsオールイン、ジャストコールに留めるか?自分も被せるか?

      早速ですが、MTTの終盤においては、皆スタックが浅くなりオープンオールインが飛び交う状況によくなります。 そんな中、そこそこ自分とスタックの近いプレイヤーからオールインが入った状況。稀によくありますね。 例えば上記のように、COから14BBのオールインが入り、自分はBTNで21BBを持っています。 そして自分は、少なくともオールインに対して受けれるハンドを持っていたと仮定しましょう。 さて、ここで我々には2つのアクションがあります。 コールで留めるか、自分もオールインを

      • 【MTT】トラップレンジの研究 後編

        ▼導入 今回は、前回記事の続きで、ES35BB以下の浅いスタックでのトラップレンジの構築について、研究していきたいと思います。 ↓参考 研究の前提としては、前回記事と同様で、 ▽ES ・100BB ・50BB ・35BB ・20BB ・14BB ▽ポジション関係 ・UTG vs UTG+1 ・HJ vs BTN ・CO vs BB といった軸で見ていきます。 基本的にはSRPをベースに、対3betについても随時補足していきたいと思います。 ▼ES35BB では

        • 【MTT】トラップレンジの研究 前編

          ▼導入 今回は、MTTの特にスタックが浅くなるにつれしばしば用いられる概念となる"トラップレンジ"について検証していきます。 MTTにおいては、レーキがなくアンティがあるため、幅広いレンジで参加することが肯定されます。 そしてこの参加レンジというのは、必ずしもレイズインに限らず、様々なポジションからコールドコールで入っていくことが往々にしてあります。 しかしながら、コールで多くのハンドを入るからこそ、コールレンジのバランスを取る必要があり、 例えばミドルポケットやスーテッ

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        有償コーチングサービス開始します。

          ブラインドヘッズ-Flop BBからのBMCB戦略の検証

          ▼導入 今回は、SBvsBBのSRPから、SBチェック後のBBからのBMCB戦略について検証していきます。 ブラインドヘッズは、一般的にハイボードでは特にCBをルースに打ちがちな人が多いですが、基本的にはSB側もかなり幅広くチェックレンジを設ける必要があります。 そういったソリューションを前提とした場合、BBのBMCB戦略はどのような特徴があるのか、検証していきましょう。 ▼検証の前提 GTO Wizard  General 50NL SB  3BBopen BB 

          ブラインドヘッズ-Flop BBからのBMCB戦略の検証

          BTNvsBB エフェクティブ20BB cashのフロップ戦略

          ▼導入 今回は前回に引き続き、エフェクティブが削れた状態での戦略の変化として、ES20BB下におけるフロップ戦略の特徴を検証していこうと思います。 キャッシュゲームにおいて、ES20BBで戦うことはそれほど多くないですが、 KKpokerのような環境では、開始1ハンド目はミニマムバイイン(多くのレートでは20BB)となることも多く、実はレギュラー同士であってもそこそこ発生しうるスポットとなります。 そのため今回は、最も基本となるBTNvsBBのSRPを題材に、100BBc

          BTNvsBB エフェクティブ20BB cashのフロップ戦略

          エフェクティブスタックとポケットペアの価値の相関について

          普段、ポーカーの学習といえば、通常100BBエフェクティブの前提で行うことが多いと思います。 それでもMTTであれば、エフェクティブスタックが変化する性質上、スタックに合わせた研究をすることも多いと思いますが、キャッシュゲームになると研究している方は少数派ではないでしょうか。 確かにオンラインのようなフィールドであれば、100BB未満で戦うことは(特にオートリバイがあるような環境では)あまりないと思いますが、それでも中にはオートリバイを切っているプレイヤーと戦う機会もそこそ

          エフェクティブスタックとポケットペアの価値の相関について

          5bet potのポストフロップ研究(COvsBTN)

          ▼導入以前、近年オンラインハイレートにおいて、プリフロップでの極小5betの選択が用いられるというシリーズ記事を書かせていただきました。 【プリフロ研究】x2未満のプリフロ5betという選択肢について(3:ミニ5betレンジの構築)|すきま|note 実は自分自身でも結構使っているのですが、プリフロップ単体を取ると割と有用であるという感触はありつつも、やはりポストフロップがまだまだ未知のところだと思っています。 ミニ5betを用いる以上、相手はほとんどのレンジでディフェ

          5bet potのポストフロップ研究(COvsBTN)

          【MTT】プリフロ3betオールインはどこから許容されるのかを検証する(1)OOPからの3betオールイン

          MTTではキャッシュゲームと比べ、ESが浅くなりがち・コーラーが増えがちという特徴があり、特にブラインドからは、しばしば一般的に思われている以上に深いエフェクティブの段階で3betオールインという選択肢が正当化されます。 そこで今回の記事では、このプリフロップにおける3betオールインというのを、 (1)エフェクティブの深さ (2)コーラーの数 (3)用いられるハンド群 といった要素に着目し、大まかな考え方を体系化していこうと思います。 ▼考え方の原則 大前提として、基

          【MTT】プリフロ3betオールインはどこから許容されるのかを検証する(1)OOPからの3betオールイン

          【MTT】エフェクティブスタックとオープンサイズの変化

          今回もMTT記事ということで、エフェクティブスタックに応じたオープンサイズをまとめていきたいと思います。 理論的な考察というよりかは、ただのまとめ記事に近い形になりますが、ぜひご一読ください。 さて、MTTというのは、時間の経過とともにエフェクティブスタックが浅くなっていくのが常で、 かつGTOwizardのようなツールで勉強したことがある方は、エフェクティブが浅くなるにつれオープンサイズが小さくなるという傾向を見たことがある人も多いでしょう。 個人的には、オープンサイズ

          【MTT】エフェクティブスタックとオープンサイズの変化

          【MTT】ショートスタックにおけるプリフロップ戦略(3)10BB以下のオープンレイザーの戦略

          今回は前回記事の続きとなります。 前回は、10BB台のエフェクティブスタックにおけるオープンレイザーの戦略を見てきました。 10BB台エフェクティブでは、かなり幅広い多様な戦略が採用されていましたが、10BBを切るドショートになってくるとどうなるでしょうか。 ▼10BB 10BBエフェクティブになると、これまで選択肢にあった2BBレイズというアクションが消え、全ポジションでLimpかオールインでの参加という形になる。 考え方としては、リンプレンジはおおむねプレミアと下限

          【MTT】ショートスタックにおけるプリフロップ戦略(3)10BB以下のオープンレイザーの戦略

          【MTT】ショートスタックにおけるプリフロップ戦略(2)10BB台エフェクティブでのオープンレイザーの戦略

          今回は前回記事の続きとなります。 【MTT】ショートスタックにおけるプリフロップ戦略(1)30BB~20BBエフェクティブでのオープンレイザーの戦略|すきま|note さて、前回は30~20BBエフェクティブにおけるオープンレイザーの戦略を検証しました。 おおよそ25BB位から、キャッシュゲームではあまり見受けられないようなOpen Limp、ALL inが正当化されてくることがわかりましたが、 これがさらにESが浅くなった10BB台ではどのようにオープンレイザーの戦略は

          【MTT】ショートスタックにおけるプリフロップ戦略(2)10BB台エフェクティブでのオープンレイザーの戦略

          【MTT】ショートスタックにおけるプリフロップ戦略(1)30BB~20BBエフェクティブでのオープンレイザーの戦略

          今回は何気に初のMTT記事となります。 MTTでは、優勝したり、事故で一気にBIG POTを落としてスタックされるといった一部の例外を除いて、多くの場合ショートスタックで戦うタイミングというのが存在します。 一般的に用いられる、ショートスタックの簡易戦略の最たる例がパワーナンバーで、ライブトーナメント等を見ていても大体20BB前後からこのPush or fold戦略を用いているプレイヤーが多いと感じます。 実際、このシンプルな戦略を用いていても、著しくEVLossがある

          【MTT】ショートスタックにおけるプリフロップ戦略(1)30BB~20BBエフェクティブでのオープンレイザーの戦略

          オープンサイズとレンジの変化を分析する

          前回に引き続き、今回の記事もrange conveterを活用したプリフロップ分析です。 さて、皆さんは普段ポーカーをプレイする際、オープンサイズはどのようにされていますでしょうか? ポーカーをはじめて最初のころは、3BBオープンが標準と習うことも多く、とりあえずそのサイズに則ってプレイする人も多いでしょう。 オンラインをプレイするようになってくると、大体皆さん2.5BBオープンが標準になってくるし、多くのソリューションでは2.5BBopenを標準にレンジが構築されている

          オープンサイズとレンジの変化を分析する

          「人数が少ないとOPENレンジが広がる」を考察する

          皆さん、ポーカーをやっていて、表記のような話を聞いたことはないでしょうか? いわく、例えば同じBTNというポジションであっても、9maxなのか、6maxなのか、3maxなのか・・・卓のそもそもの人数で、オープンレンジはやや広がるという論調です。 理屈としては、卓の人数が多くなるほど、前にフォールドを選択したプレイヤーは弱いハンドを持っていることが多いわけなので、相対的に後ろのプレイヤーが強いハンドを持っている可能性があがる。 だから、卓の人数が増えるほど、オープンレンジはタ

          「人数が少ないとOPENレンジが広がる」を考察する

          ブラインドヘッズーSRPのトリプルポットCB

          さて、いつも通りのことながら、いっぱい打って気持ちよくなりたい病が発症した。 最近目新しいスポットを見つけられていなかったのだが、このたび標題のようなとても興味深いシチュエーションを見かける機会があり、深堀りしてみたいと思った次第である。 実際に500zoom等、超ハイレートのフィールドにおいて用いられているところも見かけており、選択肢として持っておくと有用になる場面がくるかもしれない。 タイトルに惹かれた人は、是非最後まで読んでいただきたい。 ▼前提 NLH 6max

          ブラインドヘッズーSRPのトリプルポットCB