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"No means No" も "Yes means Yes" も意味を知っていようと実践できなきゃ意味がない
おはようございます。
突然ですが、"No means No" という言葉を知っていますでしょうか? 日本語に訳すなら「嫌なことは嫌」です。嫌と言われたらそれをやってはいけませんよ、ということです。
日本には、「嫌よ嫌よも好きのうち」という言葉がありますが、これを認めると他人とのコミュニケーションができなくなるので、もしそう思っている人がいたら、今からでもやめるといいです。「嫌よ嫌よも好きのうち」を認めていたら何を信じればいいのかわからなくなりますよ。
性教育の分野で、性的同意の話で出されることです。嫌と言われたらそれをやるのはやめましょう、ただそれだけの意味です。
あなたにとっては嫌じゃないかもしれませんが、それをされる人にとっては嫌かもしれません。あなたにとっては大したことがないことでも、それをされる人にとっては重大なことかもしれません。人は、自身にとって大したことでなければないほど、その行為を嫌がる人にしがちです。しかし、それが嫌な人は、それをされることで心に大きな傷を負います。人が嫌がる行為をやめましょう。
あなたが大事にしている人が、他人にそのようなことをされたとき、あなたの大事な人は、それを喜ぶでしょうか? そんなことないですよね? だからやめましょう。あなたにとってその行為がささいなことだとしても、された人にとっては重大なことはあります。
人は他人に傷つけられたとき、その傷をなんとかしたいという原動力で他人を傷つける行為に走りがちです。不幸は感染症です。回りまわって損をするのはあなたですよ。残念ながら、傷つけた本人はそのことに気づかないのですが。
言っていることはシンプルですが、案外やってしまうのが人間ってものですよね。とにかく、やってしまったら謝りましょう。そして、その行為をその人にやらないことを示しましょう。
本当は、"Yes means yes" のほうがよかったりします。これは、相手から同意を得たことならやってもいいですよ、という考え方です。"No means no" は、他人を傷つけない限り傷つける行為を止めれないのに対して "Yes means yes" は傷つけずに済むので、後者のほうが安全寄りの考え方ですね。