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認知症の母、病院に行くと言う
母はアルバイトという名のデイサービスに週二回行く。
帰ってくると「アルバイトに行ったけど、わたし、どこに行ったか全然覚えてないの」と母は言った。
「脳だね。脳がおかしい。検査行こう。病院行こう!」と言ってみると、
めずらしく「そうね、そうしてみようかしら」と母は言う。
ご近所さんに、認知症をみてくれるクリニックの先生を紹介され、前もって、わたしだけをしていたので、予約もないクリニックなので、行ってみることにした。診察をし、薬を処方してもらった。
認知症の専門病院ではもう薬を飲んでも手遅れといういうことと、薬の管理ができないので、わたし自身薬を飲まない方向でいた。
けれど、10月からヘルパーさんが週4、デイサービス週2で薬を飲ませてくれるとのことで、ドネペジルを試してみることにした。
すぐにケアマネに連絡をして、ヘルパーさんとデイサービス先で服薬介助をしてもらうようお願いをした。迅速な対応で今日にも服用が開始した。
認知症の薬に関してはさまざまな意見がある。
なにがいいのかはわからない。でもなにもしないよりはしよう。だめならやめればいい。