さくら Sakura

デザイナーのさくらです。こちらでは自分が行なっているデザインの研究やアイデアのまとめを投稿していきます。

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最近の記事

デザイン研究No.5「アイデアの連想ゲーム」

こんにちは、デザイナーのさくらです。今回のデザイン研究はまたまたアイセイ薬局さんのヘルスグラフィックマガジンです。これは以前X(旧Twitter)にもあげてご本人様にも届いたのですが、本当にここのマガジン表紙が面白くて大好きです。 前回投稿したデザイン研究No.4では良い構成は伝えたい意図やコンセプトが明確であることをお話ししましたね。今回のアイセイ薬局さんのマガジンははタイトルで話したいことが直接伝わるので、写真や図の構成にはかなり遊び心が感じられます。 画像にも記載されて

    • デザイン研究No.4「良い構図とは、伝えたい意図が明確であることから生まれる。」

      皆さんこんばんは、デザイナーのさくらです。本日のデザイン研究は東京都美術館の「BENTO おべんとう展」のイベントポスターです。この展示の内容としては、私たちの日本文化に大きく関わる食文化「お弁当」による食のコミュニケーションデザインについて考えるものです。確かに海外でもお弁当はあると思いますが、日本のお弁当はかなり凝っていますよね。日本ではお弁当を通して親とのコミュニケーションを取ったり、キャラ弁などでしたらお友達とも交流ができる代物です。 さてそんなお弁当によるこのイベ

      • デザインNo.3「シンプル故にダイレクトに伝わる表現」

        本日のデザイン研究は福岡県のDV防止啓発キャンペーンポスターです。 このポスターを一目見てどきっとした人も多いのではないでしょうか。上の顔はパッと顔を赤らめて可愛らしいのに対し、下の顔は赤丸の位置が変わり暴力を受けたような酷い状況です。どちらも顔形は同じなのに下の顔の方がどこか悲しげです。 二つの顔の間にある文章は、二つの顔の比較をより際立たせる境界線のような役割を持っています。また愛情から暴力へ移り変わる様子も表現しているのではないでしょうか。 また色には「色の象徴」があり

        • デザイン研究No.2「固定概念をぶっ壊す…これはデザインにも言えることかもしれません」

          本日のデザイン研究は、近畿大学さんの一般入試出願受付広告です。 近畿大学さんに対するイメージは今やよく言われる「マグロ大学」だと思います。そのマグロが山の火口からどんっといった具合に飛び出しています。まさにこの図が近畿大学でいう固定概念をぶっ壊す象徴といえましょう。広告の文章にも書いてあるように、クロマグロの養殖は不可能と言われていました。しかし近畿大学さんは長い年月をかけてその限界を突破することに成功しました。近大のマグロが頂上(限界)を超えたということですね。これ以上ない

          デザイン研究No.1 「内側から想像力を若返らせる」

          本日のデザイン研究はアイセイ薬局さんのヘルスグラフィックマガジン2018年冬号の表紙「乾燥肌」です。アイセイ薬局さんのマガジンは、構成はシンプルなのにインパクトがあります。それは色と連想が面白いデザインを生み出してるのではないでしょうか…? まず真ん中にドカンと置かれた「マスクメロン」。タイトル通り、乾燥肌を改善するという意図が感じられますね。色も背景がピンク色、メロンの緑色で補色 色相配色の組み合わせになっているので遠目から見てもインパクトが感じられます。しかしトーンが落

          デザイン研究No.1 「内側から想像力を若返らせる」