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実は暑がりも冷え性だった!?全ての冷え性さんへ<3>対策 後編

冷え性の自覚がある方もない方も、大根療法と帯電対策とともにお試しいただきたいこととして、前回までで3つまでお伝えしました。

1 放電肌着
2 玄米ぬかカイロ
3 大根療法に+とにかく熱〜い飲み物と食べ物

ここまでは加えて欲しいことをお伝えしましたが、
続いて、一番盲点で重要なやめて欲しいことをお伝えします。

4 ナス科とスパイス、温かい地域の食べものに注意

ナス科のナス・トマト・じゃがいも・ピーマン(パプリカ)・シシトウ・唐辛子…
これらは本来、熱い夏に体温を下げるために実ります。
また、カレーなどに使うスパイスも、元々は熱い国で汗を出すことで体を冷やす食事です。
家に冷房などがなく、かつ屋外で汗を流す職種の方は夏に少量食べる分にはいいかもしれませんが、今や夏も屋内は冷房がガンガン効いて、氷入りの冷たい飲み物をガンガン飲んで、食べ物も冷やし〇〇、氷菓やアイス、と体を冷やす環境が整っている状態で、さらに野菜で体を冷やす……。

しかも、今は季節関係なく、冬でも体を冷やす野菜は作られて、スーパーに並びます。健康にいいと思っていたものが、なんの疑問も持たずに食べていた野菜が、実は冷えの原因だったとは、思いもよりませんでした。

おじさん曰く、冷えだけでなく、なんと、関節の痛み、皮膚の痒み、神経の痛みや痺れ、など様々な悩みを助長させるとか…。

H「ナス科には、特に皮に微量の毒があって、それが悪さをするんだよ。すでに弱っている人には、本当に食べてほしくない。人の胃腸がものを消化できるようになるには、500年ほどかかると言われていて、ナス科は日本にきてまだ200年くらいだから、ちゃんと消化できないんだよ!」

私(ほんとかよ…)

H「いいからやめてみて!僕だってトマトは好きだけど、一年に一回くらい完熟トマトを皮を剥いて食べるくらいだよ(ドヤァ)」

この話を聞いた時は、改善には向かっているものの、まだまだ肌は不安定で、食べたものによって調子が変化しているのは分かりましたが、明確に原因がわからない時期でした。
それで、怪しいおじさんHのいうことを聞いて、実際にやめてみると、肌の燻っていた痒みや不安定さがなくなりました。

その後、悩んでいる方にお伝えすると、面白いくらい「痒み、痛み、痺れ、冷え」に効果テキメンなのです。ある方はぎっくり腰の痛み、ある方はばね指の痛み、ある方は皮膚の痒み、ある方は生理痛…。

実は子どもが嫌いなあの野菜は食べなくてもいいものだった

トマトやピーマン、子どもが嫌いな野菜でよく挙げられる野菜は、両親に「体にいいから食べなさい」と言われていたイメージや、リコピンなどの聞いたことがある美容に良さそうな成分名、発症して少し学んだ栄養学に惑わされがちでしたが…。

おじさんに言われていたことを思い出して、翻訳すると…

・食べ物を食べた時に、良いと言われている成分だけを摂るわけではない
・良いものだとしても、消化できるかどうかはその人の内臓機能の問題
・消化できて初めて栄養になる(数値は机上のものである)
・栄養にならなかったものは糞尿で出せない場合は未消化物として体に溜まるか皮膚から排泄する
・たとえ良いものも大量に食べれば消化できない

ということ。それとこんなことも言っていました。

H「ヴィーガン食やローフードは素晴らしいけど、日本人向けじゃないのは、ナス科が多く使われること。ナス科の野菜は美味しいし彩りも良くなるから、料理に入れたくなるのはわかるんだけど、だいたいナス科で体調を崩している人が多い。ナス科を控えて、塩・味噌・醤油をしっかり使った料理にしたら、もっとみんな元気になるんだけどね」

確かに、自分が住まう土地で獲れる季節のものをいただくのが体に良いと聞いたことはあるけど、そういうことか!と合致しました。
現代は季節に関係なく野菜が手に入り、いろんな国の料理や考え方も多様に取り入れられるようになりました。
悪いことではありませんが、それらはお付き合い程度にして、まずは日本の気候・季節で本来とれるものなのか? 冷えた空間や寒い時期に、体を冷やしてはいないか? 果たして消化にいいのか? 一度考えてみてください。体を冷やし、冷えにより痛みや痺れ・痒みを助長させているのならば、不調を持つ方はもちろん、元気な方も一度、控えてみてはいかがでしょうか?

冷えで起こりうる不調は五万とありますから、加えるものだけでなく、引き算もお試しくださいね。


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