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あの世に近い世界線(2024/10/21)

祖母が亡くなって2ヶ月が経つ。
ふとした瞬間に、旅行先からお土産を持って帰れないのだ、電話をしても誰も出ないのだということが痛く胸に迫って、涙がこぼれる。楽しい出来事があればあるほど、影絵のように悲しみが立ち現れてくる。

ここ2ヶ月、外出すると、喪服で連れ立って歩く方と駅ですれ違ったり、飲食店で隣り合った方が最近誰かを亡くしたという話を耳にする機会が非常に多い。ただそういう物事が目につきやすくなっているだけかもしれないが、まだ自分はこの世の中でもあの世に近い世界線にいるのだろうな、と感じるのだ。

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