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毎日日記を書いて〜1週間目〜(2024/10/23)

10/16から毎日エッセイのような、日記のようなものを書くようになって少しずつ変化が生まれているので書き残したい。

1.自分の脳内に言葉が溢れすぎていたことを知った

私は脳内で考え事や今日あった出来事の再生、聴いた音楽、好きなキャラクターの台詞なんかがずっとぐるぐる渦巻き続けているんだなと改めて分かった。社会で今何が問題視されているか、すれ違った犬のしっぽ、過去の友達の台詞なんかが等しく言及したいものとして残っている。それらをひとつひとつ文章にして出すことで、「ああ、これについてはもう味わい尽くしたから大丈夫」と脳が判断して、文字通り外に出せるようになった。そうして、喋る時に使う回路も整備され、話しやすくなった、言葉がスルスルと出てきやすくなった感覚がある。

2.投稿のハードルが下がった

単純に、今日は満足のいくものが書けなかったとしても仕方がない、明日も明後日も書くのだから、完璧でなくても及第点であればよしとしよう、と思えるようになった。これまで100%以上を目指して足踏みすることが多かった自分にとっては大きな進歩だ。

3.言葉が受け売りでなくなった

何かの感情や体験を表す時に、どこか聞き馴染みのある言葉やキャッチーなワードが最初に思い浮かぶ。が、「それって本当に自分が感じたことだっけ?テンポの良さや耳馴染みの良さで手が滑っているだけじゃない?」と立ち止まって考える筋肉が戻ってきた。会社から発信するものであれば、あまりにも感覚性の高い言葉を並べると咀嚼する前に離脱されてしまい伝えたいことも伝わらなくなる。でもこれは私が自分を取り戻すためにやっているnote。だから自分の感情に嘘のない言葉を選びたい。

そして何より、自分は文章を書くことがやっぱり好きだなぁと実感できた。一番、体に近いところで、そして力みなく何かをつくることができるのが、私にとっては言葉なのだった。

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