即戦力には外部人材?高スキルのプロジェクトマネージャーを起用するポイントを解説!
こんにちは。スキイキ広報担当です。
7月も後半となり、そろそろ夏休みを取るという方も多いのではないでしょうか。
さて、今回はプロジェクトを成功へ導くためのノウハウをお届けします。
以前、プロジェクトマネジメントについてご紹介したように、プロジェクトマネジメント次第で、プロジェクトの成功が左右されることも多くあります。
プロジェクトマネージャー(PM)の業務内容は多岐にわたり、スキルや経験を持った人材が役割を担うことも多いと思います。そのため、プロジェクトによっては、外部人材を活用したり、新たに社員募集を行ったりすることもあるでしょう。
本記事では、新たに参画したPMの即戦力化について取り上げます。プロジェクトの初期段階からナレッジを共有することで、PMがすぐにプロジェクトを推進することができたり、プロジェクトメンバーとコミュニケーションを取りやすかったりすると考えられます。
プロジェクトの成功を見据えた、PMの即戦力化のポイントと採用時の注意点をご紹介します。ぜひ新規プロジェクト立ち上げの際に役立てていただければと思います。
プロジェクトの中核を担うPMの悩みとは?情報のキャッチアップとノウハウ共有に課題があった!
PMの業務内容を整理すると、以下の図のようになりますが、プロジェクト自体の計画・立案から、チームのマネジメントまで、幅広い業務を担います。
新規プロジェクトの場合、プロジェクトの内容や集まるメンバーも新しく、PMは現状把握やメンバーとの信頼関係の構築などで、なかなかスキルを活かして、プロジェクトを推進するところまで至らないケースも少なくありません。
社内で知識共有の勉強会を作ったりしても、動き出したプロジェクト業務が忙しく、後回しになってしまうほか、社内で限られた人数しかPMがいないことも多く、PM同士の繋がりも持ちにくかったりします。
このような状況下では、スキルや経験が豊富なPMであったとしても、新しいプロジェクトでそれを活かしたり、プロジェクトの内容やメンバーに応じて、過去のノウハウを活かしながら、リーダーシップを発揮していくことは難しいと言えます。
このように、新たにプロジェクトに参画したPMにとっては、自分が持つスキルや経験と、プロジェクトの進む方向性をすり合わせていくことが重要ですが、ノウハウを共有する環境が整っていない点に課題があるということがわかります。
PMの即戦力化に必要な4つのポイントを解説!
ここからは、PMがプロジェクトにおいて早期に力を発揮するためのポイントを解説します。
PMは、プロジェクトの規模にもよりますが、概ね1〜2名で担当し、他の役割と比べると孤立している領域と言えます。そのため、社内でのノウハウ共有や人間関係の構築をスムーズにできるような仕組みを整えることが重要になってきます。以下で押さえるべきポイントを見ていきましょう。
【ポイント①】PMの経験の落とし込み方を事前に検討する
1つめは、PMの経験を社内のプロジェクトやチームにどのように落とし込むかを事前に検討します。
採用時に、人材のスキルや経験をヒアリングした上で、参画するプロジェクトとの関連性や、チームでの役割などを見極めながら、どのように適応させるのかを考えていくと良いでしょう。
【ポイント②】小さな成功体験を積み重ねられる仕組み作りをする
2つめは、PMが小さな成功体験を積み重ねられるように、プロジェクトの内容の範囲を決めていきます(スコープ定義)。プロジェクトの中で、1つひとつメンバーと認識を合わせて工程を進めて行けるので、信頼関係を築きやすいと考えられます。
【ポイント③】社内のナレッジを早期に共有する
3つめは、社内で誰がどのナレッジを持っているかをできるだけ早い段階で共有します。そうすることで、その企業や業界でのやり方を理解し、自走してプロジェクトを推進することも可能でしょう。
【ポイント④】外部人材の活用も検討する
4つめは、外部から優秀なPMに参画してもらうことを検討します。即戦力となるプロ人材であれば、様々なプロジェクトでの経験を持っているケースも多いと考えられます。プロジェクトメンバーとのコミュニケーションに重きを置き、スムーズに連携することができれば、即戦力としてプロジェクト成功へ繋がっていくでしょう。
外部人材とのコミュニケーションについては、「ガイドブック」でも解説しているのでチェックしてみてくださいね。
PMを即戦力化するために採用時に注意すべき点は?
ここからは、実際にPMを採用する際に押さえておくべき点を3つ取り上げます。
1つめは、自社プロジェクトに必要な経験・スキルを明文化しておく。
これを行うことで、プロジェクトにマッチした人材をアサインしやすくなります。
2つめは、人材のスキルや経験を具体的に把握する。
肩書きなどだけでは判断しにくいスキルもあるため、面談の中で経験したプロジェクトの規模や期間、担当した業務や役割などを具体的に聞くことで、PMが持つスキルや経験がはっきりするでしょう。
3つめは、プロジェクト参画後のイメージを持つ。
PMがプロジェクトに入った後、業務の進行イメージはもちろんですが、他のメンバーとの連携イメージなども持っておくと、実際に参画してもらった後もスムーズに動けると考えられます。
過去記事で、スキルの見極め方も紹介しているのでチェックしてくださいね。
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いかがでしたか。
PMがこれまでのスキルや経験を発揮するためには、採用時に自社プロジェクトで求めるスキルや経験とマッチしているかを確認することや、プロジェクト参画後のメンバーとのコミュニケーションの仕組みを整えていることが重要です。
採用時の注意点を押さえながら、スキルを持った人材を探し、プロジェクト推進に向けて動いてみてはいかがでしょうか。プロ人材とのマッチングには、スキイキも活用できるので、以下から詳細を確認してみてくださいね。