私の「好き」は、私にしか分からない。

SNSを見ていると、
さも「これが正しい」と言ったような
それぞれの”素敵な世界”を目にすることが多い。

でも、その人にとっての「好き」は、
誰かに強要できるものでもない。
その人にしか分からない、そのときの価値観。

価値観は、時間と共に変わるし、
その個人の「好き」も流動的なものでもある。

「自分には好きなものがない」
「何が好きなのかわからない」
「何がしたいのかわからない」

そういうクライアントさんも多くいるけど、
この方々の共通点を見つけた。。
「そんなわがままを言っていいとは思っていない。」ということ。

人と関わることが好きじゃない。
でも、話を聞いていると、
「好きな人とだけ関われるなら、その人とどこかに行きたいし、
一緒に何かをしたい。」

じゃあ、それでいいじゃん。って思う。
「私は、私の好きな人と一緒に過ごすのが好き。」これでいい。

音楽も、過ごす場所も、遊び方も…
たっくさん条件付けて、
わがままに望んでみると
自分の好きな状態や望むことが分かってくる。

昨日は、手作りの古民家ライブハウス（築100年以上の家）にお邪魔した。

アメリカからのミュージシャンのお二人
フルートやギターなどの素敵な演奏。

外には照明もなく、
代わりに星空。

古いガラス窓が、演奏に味を加えている。

目の前の、整えられていない必然に豊かさを感じられるこの瞬間が
私は大好きだ☆彡

でも、毎日これを望むかといったら…
またそれは別の話。

普段の生活の中で、多くの物に囲まれているのはちょっと苦手だし、
住居はどちらかといったら、意図的に整えられた清潔な場所が好き。

どっちもあっていい。

でも、今のこの「私の好き」を知っていてあげられるのは、
私しかいないし、
「こういうことも好きでいていいんだよ」って
条件付けまくって「こういうのが良い」っていうのにOKを出すのも
私しかいない。

何が好きだっていい。
だからこそ、自分に「私はこれが好きだろ！！」って
言い聞かせないこと。
今を感じることでしか、本当の自分が選びたい選択はわからない。

本当の私たちの力を発揮しながら、豊かに生きるには、
「感じる」が不可欠☆彡

叶っても叶わなくても、望んでいい！というのは、
私たち人間に与えられた光の魔法☆彡