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猫の恩返し①
猫は3日で3年の恩を忘れる…なんて言葉がありますが、今日はそんな猫の思い出話。
私が3歳の頃、マンションから戸建てに、初めての引越しをしました。
私と同い年の築3年のその家には、メスの野良猫が1匹住み着いていました。
マンションでも、私が拾った子猫を内緒で飼っていたので、家猫1匹、外猫1匹。
母方の祖母も一緒に住む事になったので、その祖母が連れてきた外犬が1匹。
父・母・私・妹・祖母の5人と、3匹の生活が始まりました。
ちなみに私が家を出る頃には、1人と20匹になっていたんですけど…それはまた別の話。
動物にも、やっぱり相性ってあるんでしょうね。
引越して来てすぐから、野良猫のノラは犬のカブの犬小屋で一緒に寝ていました。
ノラには最初、ご飯をあげていなかったのですが、カブのご飯を一緒に食べている様子。
(ちなみにウチではドッグフードでは無く、その日の人間のご飯をあげていました。)
自分が先に食べる時は、少し残すカブ。
ノラが先に食べても怒らないカブ。
確かに温厚なワンコでしたが、ちょっと温厚過ぎますね(笑)
ある日の夕方、カブの鳴き声が止みませんでした。
カブは小さい時に訓練を受けていたらしく、無駄吠えを一切しない子でした。
鳴くだけでもおかしいのに、それが止まらないのはもっとおかしいと、母が庭に様子を見に行きました。
外に出ると、犬小屋に向かって吠えているカブ。その犬小屋の隣には澄まし顔でノラが鎮座。何事かと母が犬小屋に近づくと、今度は母の「うわっ!!」という声。
カブのご飯入れに、ノラの2倍くらい大きい魚がドサッと置いてあります。
家から300メートルくらいの所に池があるのですが、ノラがどうやらそこから引きずって持って来た様子。
初めて見る魚に戸惑うカブ。
あー、疲れた。まぁ、食べなよ。みたいな感じで毛繕いするノラ。
なんでカブのお皿に生魚?と混乱中の母。
もちろん私はまだ3歳ですから、当時の記憶はありません。母から(何度も)聞いた話の1つです。
カブ、いつもご飯ありがとね!というノラの気持ちだったんでしょうね。
残念ながらカブにとっては恐怖だったんですけど(笑)
これを機に、ノラにもご飯を出すようになりました。
その後ノラは室内外を自由に動き回る飼い猫になりました。
そして、このノラの一族が我家を猫屋敷にしていくのですが…これもまた別のお話。
二人の障害児の父
すけじろう
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