気づいていない現状を把握するということ
事故やヒヤリハット、苦情に対して、大切なのは原因究明です。
なぜ、それが起きたのか?
さて…、原因を探るだけでよいのでしょうか?
そこには重大な落とし穴があることを多くの人は見落としています。
ツイートのとおり、いちばん大事なのは現状把握。
何が言いたいかと言うと、現状ってあまり把握されてないってことが言いたいのです。
今ある情報のなかで原因究明しようとしても、きっといつもどおりのありきたりな原因しか浮かびません…。
現状に慣れてしまって見落としている現状がたくさんあります。
そんな見落とされてしまった現状にどうしたら気づくことができるのか?
それは普段多くを語らない人たちが気づいていることがあります。
入職したばかりの新人職員が気づいていることがあります。
意見を言っても相手にされずに話さなくなってしまった職員さんはいませんか?
会議に参加しなくなってしまった職員さんはいませんか?
意見が言えずにじっと黙っている職員さんはいませんか?
身の回りの思わぬ人が表面化していない現状に気づいていることがあります。
その人たちに話す機会を与えることが難しければ、気づいていない人たちが視野を広げて表面化していない現状に気づくしかありません。
そうすれば、何も言わず黙っていた誰かがきっと救われます。
そして、眠っていた情報が目を覚まして、今までとは違う現状が見えてくるはずです!
これが本当の現状把握です!
ここからが本当の原因究明なのです!
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