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上司に必要なのは「話す力」か?「聴く力」か?

上に立つ人は、話がうまい人が多いなぁと思った今日この頃。
当たり前のことなんでしょうが、最近そこに違和感を感じることがあって𝕏でポストしました👇🏻

話がうまい人の話は、話に惹き込まれるし納得できることも多いです。
それで部下がついていこうと思えるのだから上司には必要なスキルだと思います。
ただ、多様性の時代において、それでは組織が成り立たなくなってきています。
そこには様々な価値観があって上司がどれだけうまく話してても、部下は納得していなかったり興味すらなかったりすることもあり…。
そんな職員のなかにも何かに秀でたスキルや奇抜なアイデアが潜んでいることがあります。
そのスキルやアイデアを引き出すには上司はうまい話をしている場合ではないなと思うのです。
牽引する力のある「話す力」より、部下のことを知ろうとして新たなスキルやアイデアを引き出せる「聴く力」のほうが必要だと感じています。
でも、やっぱり上に立つ人には話がうまい人たちが多くて、その「話す力」が組織の可能性をつぶしているようにさえ感じます。
多様な価値観が共存できてこそ、これからの時代の組織は強くなれるはず。
そのためには、上司に求められるのはまずは「聴く力」!
うまく質問して、返ってきた言葉について考えて、言葉にしきれていない思いを引き出していく作業です。
うまく話せる上司はいろいろ話したくなると思うんですが、たぶん邪魔してます(¯―¯٥)
聴くことにこそ時間を費やしていけば、みんなの声が表出される機会が必ず増えます。
その風土を作ってしまったら、次の段階では上司の「話す力」が役立つかもしれません。
みんなが動きたくなるような「話す力」が役立つ段階です。
組織を動かしていくうえで、上司に求められる立ち振る舞いは組織の今ある段階によって変わってくると感じています。
とはいえ、どの段階であっても上司は「話す力」が求められるもんです。
最初は聴くことに徹しつつ、時々「うまいこと言うてやなぁ~」ぐらいにしておいて、うまい話をする訓練をしましょう!
その間は皆が主役となれる組織の基盤を作るための聴く時間にしましょう!
そうやって、皆で動く組織を作っていきましょう!
結論➡︎上に立ったときは、うまく話す力<うまく聴く力がちょうどいい!

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