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損保こ大喜利
「千尋、予算会議は基礎やオドリ、決まった案件を確認する場じゃない。足りない数字に対して何をするのかを話すんだ。残り3週間1人あたま100万何で積み上げるか明日の9時までに俺に報告して?あ、支社長をccに入れてね。それから生保。上期の個人予算まであといくらだっけ?個人目標は必達だけどそれプ pic.twitter.com/4QFOpFMVpU
— すけ (@EEidj5i) September 6, 2022
これは、支社での営業会議でよくある光景です。
損保は年間の営業目標が前年対比で本社から支店・部→課支社に割り振られます。
会議では目標達成に向けて話し合われるべきですが、いまいちな課支社だと、これといった解決策もなく、足りない目標数値を担当者ごとに頭割りする運用が取られていることがしばしばあります。
毎月月末までにあと1人100万ねといわれてもぶっちゃけ、満期のある損保において早々何とかなるものではないです。
見たもん。損害保険は安心と安全を提供することでお客さまの挑戦をサポートするグローバルで素敵な仕事だって。活躍してるすてきな先輩たっくさんいて女性も働きやすい職場だって。全部就活で見たもん。 pic.twitter.com/gtHV29whuK
— すけ (@EEidj5i) May 4, 2022
これも損保あるある。損害保険は意義のある仕事であることは間違いないですが、新卒採用ページに書いてあるような「企業の挑戦をサポートする」とか「グローバルに活躍する」といったことを経験できる部署はごく一部。大半は国内の営業(代理店・ディーラー)や保険金支払部門に配属されるので、嘘ではないですがギャップがあることは間違いないです。ss
フリート証券手に入れた時のワイ pic.twitter.com/LBOkVaU9Ti
— すけ (@EEidj5i) May 15, 2022
損保営業においていつの時代もい花形は自動車。特に10台以上をまとめて契約する「フリート契約」の獲得は、営業担当者にとって勲章のようなもの。
もちろん本来は代理店が保険証券を基に見積もりをするべきですが、フリートといわれると保険会社担当者も気合が入って見積もりを自ら引き受けに行くこともしばしば
な?営業のアンダーライティングなんか信用するなってって言っただろ? pic.twitter.com/rSZ7JVB9AN
— すけ (@EEidj5i) June 20, 2022
今度は本社側。
営業は契約が欲しいので、本社に保険料の値下げや補償のあぷなどの特例承認を申請します。
一方、本社はその保険契約が赤字にならないかアンダーライティングを行いその申請を検討し、承認or拒否します。
その承認を取るために営業は、アンダーライティング問題ないことを定量的・定性的に、想いを込めて上司や関係部署を巻き込み本社に突っ込んでいきます。
その承認が下りて他社の保険料をくぐれて、契約を獲得できても、その保険が赤字になってしまっては元も子もありませんが、正直これはよくあります。
営業側に収支責任があまりフォーカスされずトップライン目標偏重であるため起こる現象です。