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これまでもこれからも、もっと身近なお店に。アットホームな「資さん」らしさはそのままに、時代に合わせた変化で社員にも社会にも優しい企業へ
国本 重暢
通販外販課課長として「資さんうどん」商品の販路拡大、SDGsPJのメンバーとして、キッチンカーを利用した活動を精力的に行う。元植木屋という異色の経歴を持ち、持ち前の行動力と開進力で「資さん」の魅力を幅広く展開している。
10代から植木職人として働き、この仕事が天職だと思っていましたが、違う世界を見てみたい!と思い立ち、飲食業界に挑戦しました。「資さん」で働き始めたのは15年前。昔から知っているお店で働くことに憧れもありましたし、店舗でお客様と関わることがとにかく楽しく、「資さん」こそが天職だったんだ!とすぐに天職が更新されました(笑)
現在は、通販外販課の課長として、「うどん」や「ぼた餅」など、主に冷凍の「資さん」商品を店舗以外の場所でもご購入頂ける様、販路拡大に努めています。公式通販サイト「資さんストア」をはじめ、大手スーパー、駅や空港でも「資さんうどん」の冷凍商品を手軽に購入できるようになりました。多くの場所で「資さん」の文字を見る機会が増えて、嬉しいですよね。様々なご事情で「お店に行いたいけど、なかなか行けない」という方も多いと思いますので、そういった方に対しても「資さんうどん」が、もっと身近な存在になってくれるといいなと思い、展開を広げています。
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「資さん」は、やる気の熱量に比例してキャリアアップのチャンスが多く訪れる、そんな会社だと思います。先代の大西氏から現社長の佐藤氏へと世代交代してからは、さらにその勢いは増している様に感じます。私が入社した頃は20店舗ほどだった店舗数も2019年の佐賀県進出(福岡・山口以外の地域に出店したのはこれが初)を皮切りに格段に多くなり、自分はすごい会社で働いているなと実感します。このスピード感に乗り遅れてはいけない!と、従業員一人ひとりが成長しようとする意識も自然に高まっている様にも感じます。
また、それと同時に、昔に比べると「働きやすい環境」が整ってきました。わかりやすい点でいうと、休みが増えました。「資さん」の店舗は365日24時間営業の店舗がほとんどです。店舗数に対する客数を見ても資さんは飲食業界の中でも多い方だと思います。そうなると、おのずと重責を担う店長への負担は大きい。そんな中でも月8日の休日の確保、半期に一度は5連休以上の連休を取得する、など、ワークライフバランスを考慮した働き方が推奨されています。企業が成長するうえで忘れてはいけない従業員への配慮は、各従業員が至る所で感じていることだと思います。だからこそ資さんうどんの温かいアットホームな社風も育っているんだろうなと思います。
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会社が成長していく段階でも、決して忘れていけないことが「地域貢献」だと思っています。「資さん」では、様々なSDGsの取り組みを行っており、その中で活躍しているのが「資さんのキッチンカー」。児童養護施設や幼稚園の訪問など、主にお子さまへの支援の場で稼働する事が多いのですが、これ、実は私の提案なんです。以前、佐藤社長と個人面談をした際に、「資さんでどういったことをしていきたいか?」という質問に対して、「ここまで多くの人に愛されて大きくなった会社ですから、恩返しとして、普段店舗に来られない方や、地域のお子さま達に「資さんうどん」をお届けするという活動をしてみてはどうでしょうか」と答えました。その発言からたった半年でキッチンカーの導入が決定。店舗の厨房と同じ設備を兼ね備えた立派なキッチンカー、言うなれば「走る資さんうどん」が誕生したんです。
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活動を始めた当初から行っている児童養護施設へのお食事のご提供は今も継続中で、もう少しで福岡県内の全施設のご訪問が完了します。また、幼稚園での食育活動にもキッチンカーを使用しています。「お子さまにサプライチェーンを学んでいただく」というプログラムなのですが、逆にこちらが学ばされることも多い現場であり、何より、食べた瞬間に笑顔になる皆さんの顔を見るのが嬉しくて、充実感に満ちた時間を過ごさせていただいています。
この活動は仕事とは思ってません!美味しい!楽しかった!また食べたい!の声を聞くと、日頃の疲れも吹っ飛びますね。実は、以前、ご訪問した子供たちから寄せ書きをいただいたことがあり、自分の寝室の壁に貼ってるんです。寝る前に目を通すとまた頑張ろうという気持ちで次の日を迎えられて、こんな元気をもらっていいんでしょうかと贅沢な思いでいっぱいです。北九州から広がるこの輪が「資さんうどん」が出店している地域全体に広がっていくことが理想です。地域の皆さまに「この街に資さんがあって良かった」と思っていただける様に、そして、これからもたくさんの方と笑顔と出会える様に、積極的に活動の幅を広げていきたいと思っています。