犬にだって褒めるでしょ!?
こんちは。今日は『ぼくのどくしょかんそうぶん』第5弾です。
早速いきまっせ
今回読んだ本は、発売から80年経った今でも多くの方に読まれている世界的ベストセラーの『人を動かす』という本です。ハッとさせられることが多く書かれていました。#和田アキ子
この本をもう僕的にざっくり一言でまとめてしまうと「人に協力して欲しいなら相手の話をよく聞いて褒めまくりなさい」です。
結構雑なまとめ方ですがこれに尽きると思います。ただ、なんとなく話を聞いてお世辞を言っていれば良いということではありません。相手にしっかり関心を持って心から感嘆しないといけません。
お世辞と感嘆の違いとは何か。この本では前者は口から、後者は心から出るものだと言っています。お世辞は偽物です。非常に利己的であり、言われた相手もすぐに気付く為、逆に嫌われてしまうものだと。
心からの称賛を送るためには相手のことをよく観察しなければ出来ません。そこで長所を見つけられれば、見えすいたお世辞など使わなくて済みます。そして褒め言葉は心の糧になります。受けた相手はさらに自己評価を高められ、何も言わなくても協力的になってくれると学びました。
人間だって動物だ
『そんなことは分かってる、当たり前のことだろ!』と思っている人もいると思います。なんなら僕もその1人です。ただここで確認したいのは『本当にそれが出来てる?』ということです。
例えば犬(ペット)に何か芸を覚えさせたい場合、少しずつ出来るようになる度に餌やご褒美を与えてやたらに褒めますよね。もうめちゃくちゃよしよしして褒めているというシーンをどこかしらで見たことがあると思います。あれくらい人を褒めたことがある人はどれくらいいるでしょうか。
動物の訓練には昔からこの手法が使われているのに、なぜ僕たちはこれを人間に応用しないのか。人間だって動物です。少しでも相手が進歩を示したら心から褒めようじゃないか。それが糧となり、相手はさらに進歩するんだ。というところを読み、僕はほとんど出来ていなかったと気付かされました。
やっぱり嬉しいもんね
僕もそうですが、大人になっても誰かから褒められるのって嬉しいですよね。褒められたからさらに頑張る。褒められたことで自分でも気付いていなかった長所を知った。という人がほとんどだと思います。
人を避難したところで必ず自分に返ってきます。他人のことを言う前にまずは自分を変える努力をし、相手に関心を持つようになることがとても大事だということ。またそれが出来なければ誰からも協力を得ることなんて出来ないということを学びました。
頭では分かっていたけどしっかり実践は出来ていなかったと思います。これまでの僕を反省し、またこれからの僕の在り方を考えるきっかけになった素晴らしい本でした。少しずつ、変わっていきたいと思います。