2024秋アニメ 現在観てる作品(8話まで)
いつの間にやら秋アニメも後半戦。今回も現在観ているアニメや、視聴の中断を決めたアニメ、目を通したアニメについてそれぞれの感想を書いていきます。
といってもまあ、もうGGO2期しか観てないんですが。
先月の3話までの感想記事はこちら。
現在視聴中の作品
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ(2期)
1~8話で第3回スクワッド・ジャム編(SJ3)が完結。8話のエンディングは素晴らしい一本の映画を観たと思うほど爽やかな大団円だった。でもまだ9話以降も続くらしい。
作品全体として話に勢いがあり、一話の中であまり展開が進んでいなくても視聴中はなかなか飽きさせない構成がすごい。
徐々に海に沈んでいくバトルエリアが舞台、浸水していく豪華客船での戦いというシチュエーションや、劇場版アニメ感のある大型建造物を爆破しまくるダイナミックな演出なども良かった。
ただ、裏切り者チームに選ばれた参加者たちのモチベーションの理解できなさ、実はレンが裏切り者に選ばれていたという展開の強引さなど、たびたび個々のキャラの視点を蔑ろにして無理やり脚本のために動かすのはかなりの不満点。話が面白ければすべて良いというわけではない。
魅力あるキャラがあまり多くないのも惜しい。細かく言うと、視聴者として共感できる個性を持つキャラが少ない。ピトフーイやクラレンスは狂人すぎるし、まとも寄りのエムやエヴァやデヴィッドもここが好きになれるというキャラとしての可愛いげ(欠点)が薄い。群像劇の体ではあるのに、キャラの魅力が薄いのは難点。レンやフカの存在は本当に良心。
ただ、それらを差し引いても章ラストの8話の内容は本当に良かった。それまでの風呂敷をスペクタクルに畳む完璧なシナリオ、最後に残った5人の魅力的なキャラ描写。
加えて画面映えするポーズにアクションにと作画も躍動してるし、SAO本編を思わせるような「ゲーム内での死」と、その対比として現実の青空が物語る「ゲーム外での生」の描写が印象的だった。
上で書いた事とは矛盾するようだが、まさに終わり良ければ何とやら。関係ないが今月発売だったゲームのブラザーシップがクソすぎたのもあって、ストーリー作りとはこうあれ、娯楽作品とはこうあるべしと思わされた。
そんな8話で完璧に終わったSJ3編だが、残り4~5話? ここから一体何をやるのか? 実は2クールあって残り16~18話でもう1章やります、というのならわかるが……。いやさすがに間延びするか。
視聴中断した作品
メカウデ
4話まで視聴。キャラデザが好みで視聴し始めたが、話が進んでもストーリーの展開に興味を持てず、結局主人公もあまり好きになれなかった。なので、惰性で観続けるのは良くないかなと思い視聴継続断念。
それぞれの孤独のグルメ
6話まで視聴。孤独のグルメ自体の作風やテーマは好ましいが、おっさん主役というテーマが薄れる女性ゲスト主役の回が頻繁にあるのと、独居生活とか子供食堂みたいな社会派なテーマも扱い出して自分が求めてる内容とだんだん異なってきた。毎週観るのがダルくなり始めたのもあり視聴継続断念。
1話に目を通した作品
チ。-地球の運動について-
爪剥がし拷問みたいなグロ要素はかなり苦手だし、地動説という硬派な題材に興味が持てなかった。
ぷにるはかわいいスライム
ぷにるは可愛くて良いと思うが、コロコロらしい低年齢向けのノリなので毎週見続けるのは厳しいか。
アクロトリップ
悪VS魔法少女の世界観は好きだが、限界オタクノリとかの女性向け要素に付いていけない。
合コンに行ったら女がいなかった話
女性向け。男キャラをデフォルメでかわいい描写されるのはキツい。
魔王2099
『はたらく魔王さま』(2013)っぽい題材なのは好ましいが、SFの世界観に興味が持てないし、特に主人公の魅力に乏しく感じた。
終わりに
という感じでした。もう11月も終わるし新規作品開拓もここまでかな。
結局ここまで視聴継続できたのはGGO2期のみ。新規作品からも視聴継続できたら良かったんだけど、まあそんなものですかね。1クール1本のみ完走は自分にとってはいつものペースだし。GGOが面白いだけでもありがたい。
気が早いけど冬アニメはどうなってるんだろう? まだ詳しく調べてませんが。『魔法つかいプリキュア』の続編はちょっと気になるかな。
ではこのへんで。もし読んでポジティブな感想があったら、ぜひコメントよろしくお願いします。