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Twitter(X)の創作活動の場としての価値が下がってきた件

みなさん、最近Twitter(X)やっていますか?
自分は創作活動(漫画)のメインの場所として2017年頃から使用してます。
がしかし、話題になっているように、いろいろと仕様が変わりに変わってなんだかよくわからない感じになってきました。
なんかもう正直、以前のTwitterとは別物のSNSになってきたような感覚があります。まあ、名前がXに変わったんだから、しょうがないでしょうと言われればそうなんだけど…。

専門的なことは、たぶんその筋の人が詳しく解説してくれていると思うので1ユーザーとしての雑感をまとめたものを書いていきます。
※以下、Twitter表記で統一するよ。こっちのが馴染み深いのでね…


こんなことが変わっちゃったよ

主にイーロンのマスクちゃんが買収した後から起こったことだったと思うけど、
1サブスク開始
2おすすめタイムライン
3収益化開始
このあたりがTwitterの雰囲気をガラリと変えてしまったような気がしています。

サブスク

1のサブスクはいわゆる青バッジ。かつては、官公庁とか公式アカウントにつけられていたけど、それももう昔の話。今は月額でのサブスクに加入することでこの青バッジがつくようになってるそう。なので、自分のフォロー、フォロワーさんにもちらほら見かけるようになりましたね。サブスクだと無料ユーザーに比べて、いろいろとサービスがあるようで、広告減らしたり、長文ツイートができたりなどなど。それに無料ユーザーよりもタイムラインに表示されやすいこともあるとか…。

おすすめタイムライン

2のおすすめタイムラインは、割と前々からあるけど、時系列じゃなくて勝手におすすめのツイートでタイムラインが構築されていくやつ。もちろん今でも時系列順に表示可能だけど、前よりもおすすめの方に誘導される感が強くなった気がします。(アプリ開いたら、おすすめのタイムラインの方を表示されたりと…)

収益化

3の収益化は、始まった時すごい話題になってましたよね。「Twitterするだけでお金がもらえるのか!!」(シュババ)みたいな感じで。言ってみれば、Youtubeみたいなものでツイートなり、投稿した作品等が見られるほど収益になるというやつですね。薄々感じていましたが、そんなに多くはもらえないようで某元2ch管理人の方で月6万程度というレベルだそうで。収益を受け取る手数料を引かれたら手元に何も残らない…なんて話も聞きました。


で、創作活動への影響は?

上に書いたような変化が起こって、じゃあ創作活動になんか影響があったのか。
もおおおおおおおおおおおおおう、大大大大大大大大ありなんですよ。
大ありすぎて、ほんとにどうしようか悩んじゃうくらいです。
イーロンちゃん、何してくれるんだ!そして、みんな助けて…!

フォロワーに作品が見られなくなった(インプレッション減少)

まず、これに尽きる。ほんとに見られなくなった…。数年前と比べると、インプレッションが激減していて、フォロワーにツイートが届きにくくなりました。これは逆もしかりで、フォローしている人の作品がなかなかタイムラインに流れてこず、その人のページまで行ってツイートにたどり着けるというような状況…。
これはおそらく、おすすめタイムラインによってツイートが間引かれることやサブスクつかっている青バッジの方々が優先的に表示される影響でしょう。まああとはログイン状況や交流の度合、そこからくるアルゴリズム的なのがあるんでしょうかね…。拡散されているツイートがより拡散されるようになり、お金を払ってやっている人のツイートが拡散されるようになり…といった感じでしょうか。
いや、まあお金を払っている人が優遇されるのはそりゃ当然なんですけど、なんかこうモヤモヤっとするんですよね…。じゃあ、作品がよりみられるようにサブスク始めますかって言われたら、う~んってなりますし…。
とにかく、以前よりも見られなくなりました。見られないと創作のモチベーションは下がりますよね…。

過激なコンテンツのほうが伸びてしまう

これも結構影響していて、結局のところ過激なコンテンツ、いわゆる炎上系や問題提起、政治的なコンテンツのほうが注目されやすいです。
Twitterに限らず、ネット全般そんな風潮になりつつありますが…。
そして、過激でもない一般的で安全なコンテンツは、よくも悪くも目立たなくなってしまっているように思えます。
こういった状況だと、そりゃあ過激なことやっている方が強いです(それが正しいかどうかはさておき…)。
漫画でも自分の主張を前面に出すタイプのものとか「こんなことがありました」みたいないわゆるお気持ち表明系のものがやっぱよく見られますよね。
でも、だからといって数字や注目のために自分の創作活動をそういった方向には持っていきなくないという思いはあります。
このなんとも言えない虚しさを感じてしまう状況は、創作活動をやる上ではモチベーションに影響が出ますよね…。

公式が強い(マーケティングの場になっている)

年々、企業や団体、芸能人をはじめとした著名人の公式アカウントが増えました。
以前は今と比べると素人の一般ユーザーが多く、公式アカウントなんてそこまでの数じゃないという印象でしたが、時がたてば変わるものですね。
で、やはり公式というのは強い。知名度もあるし、影響力もはじめから大きいものです。
やっぱり、ここ最近でバズっているツイートも公式のものであるというパターンをよく見かけるようになりました。
バズっている漫画読んでみたら、どっかの雑誌で連載してますみたいなパターン。
要は、もうマーケティングの場になっているんですね。
企業なり、有名人なりが自身の宣伝のためにやっているという意味合いが強いものになってきました。
そして、そういった公式アカウントは当たり前ですが、資金力があるからお金もかけられるでしょう。
サブスクにも入りやすいでしょう。
個人の一般アカウントが勝てるわけがないんですよね…。

バズるものが定型化

ここ最近、バズるものが定型化したように思えます。
これが「公式が強い」の項とも関連するのですが、もう「バズるワード」「バズる構文」みたいなのがマーケティングの手法として確立されてるみたいなんですよね。
「炎上覚悟で言います」「これはマジな話」「忘れがちだけど」「これは超大事」「詳細はプロフに」等々。
今やバズっているものが自然発生的に起こったものだけでなく、狙って作られたものであることもあるということです。
漫画でも最初のツイートに1P分だけ載せ、その後に連投して残りのページ載せる手法や○○RTされると展開が変わる系のものなどよく見ますよね。
これも、その手法に乗っかれば見られやすくなるんだろうけど、なんかそういうのに手を染めたくないという思いがあります。
でも、見られるためならやはり検討すべきか…。
悩ましいところです。


今後どうしましょう

新たな創作活動の拠点探し

くどくどと不満やら愚痴を書いてしまいました。
が、文句ばかり垂れ流してもしょうがないので、最近Twitter以外に改めて創作活動の場、拠点みたいなのを作らねばといろいろと試行錯誤しています。
Twitter以外だと最近はPixiv、ニコニコ漫画、note、たいっつーなども創作の拠点にしています。

例えば、作品の管理場所としてはPixivを使い、アーカイブとして見てもらえるようにしています。
Pixivは絵や漫画を投稿できるサイト。
倉庫のようであり、美術館のようであるといったイメージで使っています。
Twitterだとすぐタイムラインに埋もれてしましますが、Pixivだと数日、数週間たっても結構見られる場合があります。
ただ、オリジナルのものは二次創作に比べれて全然見てもらえないのが難点。

オリジナル漫画を定期的にあげる場としては、ニコニコ漫画というサイトを使っています。
いわゆる雑誌に載っている漫画も読めますし、一般ユーザーが投稿した漫画も読めるというユニークなサイトです。
ここはオリジナルのものでも比較的見てもらいやすいので助かっています。
正直、Twitterより見てもらえることも多々あります。

noteでも漫画を上げたりしますが、あまり伸びない印象。
フィクションよりはエッセイ漫画のようなもののほうが伸びやすいんですかね…?
まあでも、こんな風に長々とした文章を書くのはTwitterではできないので、文章書く場所として利用しつつ、様子見していきます。

たいっつーは最近できたTwitter代替のようなSNS。
個人で運営しているそう。
雰囲気は殺伐としておらず初期の頃のTwitterのような感じなので結構いい印象なんですが、まだユーザーもそこまで多くないのでなかなか作品を見てもらう場としては未熟なところがあるなという感じです。
一応、こちらでもTwitterと同じように漫画を投稿してます。

そうはいってもTwitterの利点

いろいろとTwitter以外の創作活動の拠点をつくってはいますが、やっぱりそうはいってもTwitter便利なんですよね。
だから、結局離れられていない。
Twitterで創作活動をはじめたということもあるので、Twitterでつながりをもった方も多くいます。
交流の場としてはやはり強い。
それと情報を収集するという点では、やっぱり優れています。
自分は同人誌の即売会にも出たりますが、そのときに調べるツールとしてはTwitter使っている人が多いなという印象です。
即売会の作品の宣伝したりするのもTwitterをよく使ってましたからね。

まとめ

なんだかまとまりのない文章になってしまいました。
すみません。
とにかく、いろいろな変更でTwitterが創作活動の場として使いにくくなったということ。
Twitter以外にも創作活動の場を作っていくことが必要じゃないか(でも結局はTwitter使っちゃうのかな…)というお話でした。

ここであげた以外にもなんか創作活動の場としておすすめのサイトであったり、こういう考え方もあるよっていうのがあれば教えてください~。

【追記】
この記事、数日前に書いていたんですが、投稿する今日になってからまたTwitterの仕様変更のニュースが流れていましたね。
いいね数、RT数等を非表示にするという方向になるとか…。
でも、マスクちゃんのことだからどうなるかはまだよくわかりませんが…。

【追記 2024/7/8】
↓関連した話を書きました。

Pixiv  https://www.pixiv.net/users/23194800

ニコニコ漫画 

Twitter(X)

たいっつー 



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