開運!「上総の七福神めぐり」で新しい自分と出会おう!
みなさん、こんにちは。X(旧Twitter)でお世話になっています助六(すけろく)です。ところで、みなさん2024年もふた月が過ぎようとしていますが、日々エンジョイしていますか?
今年こそは充実した一年にしようと毎年決意するんだけど、なかなか思うようにいかないなんて場合もありますよね。そんなときは、思い切って開運祈願をしてみるといいかも。
そんなわけで、今回は「上総の七福神めぐり」を通じて運気の上昇を祈願するとともに、新しい自分と出会う旅へとご招待します。ぜひ、最後まで読んでいってくださいね^^
「上総の七福神」ってそもそも何だろう?
「上総の七福神」とは、木更津市・君津市・富津市にいらっしゃる七福神のこと。まずは七体の神様すべてをさらっと確認しておきましょう。
1.弁財天(べんざいてん)
音楽・芸能・財福の神様。通常は琵琶を手にたずさえた女性の姿で描かれる。弁天さまとも。
2.寿老人(じゅろうじん)
長寿や健康を授ける神様。頭の長い老人の姿をしており、手に杖や団扇を持った姿で描かれることが多い。
3.大黒天(だいこくてん)
財運・五穀豊穣・商売繁盛・開運などのご利益があるとされる神様。打ち出の小槌と大きな袋を携えた姿が印象的。
4.福禄寿(ふくろくじゅ)
幸福・財宝・長寿の三徳を司る神様。長い頭と髭が特徴的。杖の先に巻物を携え、鶴を従えた姿で描かれることが多い。
5.毘沙門天(びしゃもんてん)
戦勝や厄除けの神様。戦神らしく甲冑を身につけ、三叉矛(さんさほこ)という武器を携えている。「四天王」の多聞天(たもんてん)と同一。
6.布袋尊(ほていそん)
円満や福徳、商売繁盛などのご利益を授けてくださる神様。大きな袋を背負ったふくよかな見た目が特徴。
7.恵比寿尊(えびすそん)
商売繁盛・漁業守護・五穀豊穣の神様。一般的に釣り竿と鯛を抱えた姿で、
福々しいお顔立ちで、頭には烏帽子をかぶっていることが多い。
「上総の七福神」にはどこで会えるの?
「上総の七福神」には次のお寺で会えます。どなたか一体でも構いませんが、せっかくでしたら七体すべてとお会いしたいものです。
【弁財天】成田山新宿不動堂(木更津市)
成田山といえば新勝寺というくらい有名な大本山。その「木更津出張所」的なお寺が成田山新宿不動堂です。名前にある「新宿」は東京の新宿ではなく、もちろん木更津市新宿のこと。
木更津第一中学校の裏手にある坂を海側に向かって下った右手(北側)に広がる一帯です。成田山新宿不動堂へは、自衛隊の木更津駐屯地へ向かう途中に朱塗りの門が見える辺りから参道へ入っていきます。
看板には「駐車場」の文字が見えますが、参道はせまく駐車スペースも限られているため、大きめの車でお参りするのはあまりおすすめできません。この場合、徒歩でのお参りをおすすめします。
【寿老人】円如寺(君津市)
円如寺(えんにょじ)があるのは、君津市小市部(こいちぶ)。いわゆる久留里エリアにあるお寺です。こちらへは、車が一台分しか通れない細い道を通るしかありませんので、十分注意して進んでください。
久留里駅方面から𠮷田屋の角を左に折れます。あとは道なりに進んでいくと(別のお寺の)山門が見えますので右に折れてください。さらに案内板のところで左に折れ坂道を登り切ると、円如寺の入口です。
ただし、そこ(第1駐車場)には2台分の駐車スペースしかありません。不安な方は坂の中腹にある第2駐車場を利用するとよいでしょう。ちなみに、第3駐車場まで準備があります。
【大黒天】長泉寺(君津市)
君津市大井の長泉寺(ちょうせんじ)へは、県道92号君津鴨川線を利用するのが、分かりやすくておすすめ。ジョイフル本田や内みのわ運動公園のある交差点から文化ホール方面へ向かう道路ですね。
途中の右折ポイントには大きめの案内表示があるので、迷うことも少ないと思います。「やさまる」方面から向かうルートもありますが、土地勘のない人は避けておくのが無難でしょう。
境内の入口脇には自動車が数台分駐車できるスペースがあります。よほど混み合っているとき以外は車で向かっても問題はなさそうです。そこからは歩いて1分もかからず到着できます。
【福禄寿】圓明院(君津市)
君津市山本の圓明院へは、旧久留里街道を利用して向かうのがいいでしょう。大きな門がとても目立つので見逃すことはあまりないと思います。
【毘沙門天】久原寺(君津市)
久原寺へは、県道92号線を小糸から清和へ向かうルートで向かいます。このとき大切なのは、車のナビ通りに向かわないこと。着くには着けるのですが、かなり細い道を通らされるので注意が必要です。
【布袋尊】不動院(富津市)
国道127号を南下し、梅乃屋を過ぎたあたりの交差点で左折して向かいます。基本的にはナビ通りで問題ありません。駐車場はお寺の入口よりやや手前にありますので見逃さないよう注意しましょう。
【恵比寿尊】圓鏡寺(富津市)
圓鏡寺は鶴峰八幡宮を目指す感じで途中まで向かうとよいでしょう。
「上総の七福神」めぐりに必要なものは?
「上総の七福神」めぐりをするのに、必要なものはありません。みなさんが思い立った日に思うがままお参りすればいいのです。ですが、あった方がより楽しめるものならあります。
「上総の七福神」めぐり専用の納経帳
誤解を恐れずに言えば、納経帳はスタンプ帳のことです。こんな表現の仕方をすると各方面からお𠮟りを受けそうですが、分かりやすいので仕方がありません。本来は写経したものを納めた証にいただくのが御朱印です。
「上総七福神納経帳」は、七福神めぐりに特化した納経帳(御朱印帳)のことをいいます。一般的な御朱印帳でもあまり差し支えありませんが、できれば専用の納経帳を入手しておくことをおすすめします。
なぜなら、一枚一枚に訪れるべき寺院の名前や裏に「ご詠歌」が認(したた)めてあったりと大変便利だからです。専用の納経帳には七福神巡りを5回分楽しめるつくりになっています。
つまり、1年に1回巡るとすると5年は楽しめる計算です。これで1冊2,000円なら安い買い物だといえるのではないでしょうか。みなさんも、ぜひ専用の納経帳を入手して七福神巡りに参戦してみましょう。