酒飲みが1年間禁酒したらメリットだらけだった話/はじめてのnote
はじめまして。
はじめて書くnoteがこんなタイトル?と自分でも思いつつ今日でちょうど禁酒して1年が経過したので、自分自身での振り返りという意味も込めて書かせていただきます。メリットについては最後の方に書こうと思いますので、道中つまらなくなったらスクロールして飛ばしてくださいませ。
筆者のプロフィール
1990年生まれ
妻ともうすぐ2歳になる息子と千葉で3人暮らしとなりますが、筆者自身は単身赴任中です。
大学生時代はニコニコ生放送の配信をすることが生きがいとなっており、PCモニタの先にはネットのお友達がたくさんいたのですが、大学では友人が全くできず、大学時代に打ち込んだことも特にありませんでした。今時の就活でよく聞かれるガクチカが自分の時代で流行ってたら間違いなく終わってましたね。
酒カスになってしまった理由
上記プロフィールにもある通り、友人は少なかったものの0というわけではなかったですし、ネットの友人とも会ったりしていました。しかしながらコミュ障気味だった自分はお酒の力を借りることで人とコミュニケーションを取ることを覚えてしまい、お酒に依存するようになってしまいました。
どんなに失敗をしてもお酒をやめられない
お酒を飲まれる皆様は大なり小なり失敗したことがある人が大半ではないでしょうか?ちなみに筆者は特大級の失敗を数多くしております。千葉駅から久里浜駅まで寝過ごしたり、お財布を取られたことも何度もあります。その他もっと酷い、汚いやらかしは筆者のXや配信などでは公開しておりますが、はじめましてのnoteに書くのは憚られますので、そのうち書く気になったらということで……
そんなやらかしをしても今まではお酒をやめたいと思ったことはありませんでした。やめたいというよりやめられないに近いでしょうか。それはお酒をやめてしまうことで今まで築き上げた友人関係が崩れてしまうと思っていたからです。
さすがに辞めようと思ったキッカケ
文字に起こすと大したことでもないのですが、ふと子供に会えなくなるかもと思ったことがキッカケです。今まで泥酔してきて道端に寝てしまったり、電車で寝過ごしたり。今までは運が良かっただけで車や電車に轢かれたり、転んで頭を打って死んでしまうことなどがあってもおかしくないのでは・・・?と思うと怖くなってしまいました。(直近で友人が泥酔して足を複雑骨折していたことも頭にあったかもしれません)
病院に行った話
どうせやめたいって言ってもすぐ飲んじゃうんでしょ〜と自分自身を信じきれなかった筆者は、他の方の力を借りることとしました。
近所にある病院にアルコール依存症の相談をしたい、ということで診療の予約をしました。予約をする時はすごく緊張しましたし、診療を受けるまで、こんなので診療受けるなよ、と言われたりしたらどうしようと考えていました。
結果的にその心配は良い意味で裏切られました。
診療してくださった先生はカウンセリングに近い形で筆者に寄り添い、話を聞いてくれました。薬も処方され、1ヶ月〜2ヶ月刻みで通院して禁酒状況を診療してもらうこととなりました。こんなに丁寧に話を聞いてくださった先生のためにも、すぐにお酒を飲んだら申し訳ない、と思えたので筆者は運が良かったのかな、とも思っています。
禁酒開始
ということでここから長い禁酒生活が始まりました。
まず筆者が行ったのは、身近な人への禁酒宣言でした。
「医者にも通って禁酒しています」
通院までして禁酒しているとわかると、職場の方も友人もほとんどの人に本気度が伝わるため、禁酒の応援をしてもらえました。飲み会等のお誘いも考慮してもらえるようになったのでありがたかったです。
それでも出席が必要な飲み会だったり、友人との付き合いで居酒屋にいったりすることもありました。その時に役立ったのが、処方された薬でした。
その薬を飲むと半日間下戸になってしまい、アルコールを接種するととんでもない二日酔いや体調不良を起こすという身体にデバフをかけるもので、飲み会の前に接種し、飲み会参加者に対して筆者がその薬を飲んでいることをアピールすることで、無理やり飲ませたりすると大変なことになるぞ!と牽制を入れることができました。ただまあこの1年、色々と飲み会に参加してきましたが、無理やり飲ませようとするような人は1人もいませんでしたので、周りの人に恵まれたなぁという印象です。(筆者と飲みたい!と言う思いで、飲んでよ〜と言ってくれる方は何人かいましたが、あくまでコミュニケーションの一環で、という感じでしたね。)結局その薬も2〜3回飲んだだけで飲まなくても全く問題なくなりました。
禁酒が辛いのは最初の2ヶ月くらい
ということで始めた禁酒も2ヶ月程度経つと飲まないことが普通になってきて、意外に辛くなくなってくるんですよね。そして、今までお酒をやめられなかった理由の友人関係が崩れる心配というものもないことがわかってきて、いよいよお酒への依存度が減っていきます。
そして皆様大変お待たせしました、やっとこさ禁酒をすることで得られたメリットをご紹介いたします。
メリットその①:睡眠の質が明らかに向上する
全然違います。ぐっすりです。と言いつつ筆者はまだ寝れてた方だと思うのですが、夜中の起床などが無くなり、昼間の眠気も減りました。こうなると更に睡眠の質を向上したくなり、寝る前にスマホをいじらないようにしたり、寝る前は間接照明だけにするなど工夫をするといった好循環が生まれています。
メリットその②:肌艶が良くなりむくみがなくなった。
これは筆者自身はあまり意識してなかったのですが、妻がめちゃめちゃ言ってきます。全然違うらしいです。肌艶に関してはゆで卵って言われます。確かに飲み過ぎた時は見るに耐えない顔つきだったのですが、当時の写真と比べるとかなりシュッとしたと思います。ちなみに体重も7kgくらい落ちています。
メリットその③:ちょっとだけ髪の毛事情が持ち直した
筆者は薄毛です。祖父、実父とテッペンから来るタイプの薄毛であり、筆者は薄毛については将来が約束されたタイプの人間です。息子には申し訳なく思っており、成人する頃には薄毛の対策ができている未来であることを祈るばかりです。
というわけで、最近さらに進行してきたなあ・・・と思っていたところ、明らかに持ち直してきてます。40代にはどうなってるか分かりませんが、少しばかり寿命が伸びた気持ちでいます。
と、メリット②〜③についてはおそらくなのですが、全て睡眠の質が向上したことにより、得られたメリットなのではないかと思っています。こちらについては引き続き注視していきます。さて、個人的に人生の転機となったメリットを以下に挙げます。
メリットその④:ファイナンシャルプランナー1級の学科試験に合格した
筆者は
2023年5月試験 FP3級 合格
2023年9月試験 FP2級 合格
2024年1月試験 FP1級(学科) 不合格
2024年5月試験 FP1級(学科) 合格
といった形でストレートで合格とはならなかったものの
ファイナンシャルプランナー1級の学科試験に合格することができました。
来月9月の実技試験に無事合格できればファイナンシャルプランナー1級取得となります。合格した際にはFPとして何かしら活動ができればと考えております。
(FP1級の合格までの勉強法等についてもnoteでまとめられたらとは思っています)
決して簡単な資格では無かったため、筆者もFP2級取得後は仕事がある日でも1日最低2時間程度は勉強時間を確保しました。FP1級の総勉強時間は400〜500時間程度かかったと思います。こうした勉強時間が確保できて合格できたのも、お酒をやめたことで普段晩酌していた時間を勉強時間に充てることができたからだと思っています。
この資格取得は自分自身にとってかなり大きいもので、まだまだ30代でもやれるんだ、という自信にも繋がりましたし、もっと時間をうまく使って他の資格取得や活動ができないかを考えるようになりました。
番外編ちょいとメリットその⑤:お金が貯まる
やっぱり自宅で飲まない分、お金は溜まりますが、ソフトドリンクでも変わらず居酒屋にいったりしているので、思ってたよりは溜まりません。ただ酒飲み特有の次の日になったら財布の中身が空になってるはなくなりました。
最後に
こんな感じで最後は投げやりな書きっぷりとなってると思いますが、長文なんかしばらく書いておりませんでしたので、そこはお許しを。
筆者のことを元々知ってくださっている方は、1年もよく禁酒したなぁと思われるであろうくらいには酒飲みだった自覚があります。そんな自分でもお酒を1年間やめることができましたし、やめて本当に良かったと思います。引き続き禁酒は継続していこうとは思います。禁酒したい人やもっと話を聞きたい、相談したいという方はXや最近配信しているTwitchなど、どこかしらでお声がけくだされば幸いです。
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