日本オリジナルなファッションカルチャーがアメカジと裏原。
「裏原とは何か」を必殺感のあるワンフレーズで言い切れないかと、いろいろ考えてみた結果、アメカジをアイビーに見立てると分かりやすい気がした。
アメカジがアイビーで、裏原がプレッピー。
アメカジをツイストしたものが裏原で、アイビーをツイストしたものがプレッピー。
だから裏原はアメカジを(やや語弊があるかもしれないが)脱構築?したものかな。アメカジがスクエアなスタンダードを作り、そこへ裏原が崩しを入れた。裏原単体ではそのスタイルを説明出来ない。裏原はアメカジへのカウンターだから。
裏原はアメカジがベースで、アメカジへの批判性で作られてる。父のカルチャーを素直にそのまま受け継がずその子供が自分ら流に部分的には受け入れて、また部分的には受け入れずアレンジする。
オリジナルのコアを失わない程度までに留めて壊す。あくまで半殺しまでで。
アメカジはあくまでインダストリアルな服だが、裏原はそこに違うものを加えたのでは、モードとかストリートカルチャーとかヒップホップとか。
そして日本オリジナルな、日本版アイビーやプレッピーがアメカジや裏原である。
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