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野球は人を繋ぐ。

阪神が優勝し、たくさんのひとが浮かれている。阪神ファンの友人におめでとうといったら、ありがとうと言われた。

選手ではない私達が、一球一球の行方を目で追ったり、勝敗に一喜一憂するのは、どうしてなのか。

お盆の時期、年に一度しか会わない親戚の叔父さんと、話せるのは甲子園の話だった。今年はどこの高校のどの選手が凄い、昨日はどこが勝った負けた、優勝はどこがしそう、会話のキャッチボールをしていた。

やることなどひとつもない、田舎の夏は、甲子園中継を見るしかやることがない。プロ野球中継は巨人戦しかやってない。

ベイスターズが弱かった頃から親父に洗脳教育を受けさせられ、ベイスターズファンに育ってしまった。今シーズンは一位のときもあったけれど、広島、阪神の勢いに押された。

リリーフ陣が軒並み踏ん張れない、打線が繋がらない、先発が試合を作れない、と専門家よろしく話す素人分析は、居酒屋だったり、家だったり、LINEだったり、そこら中で繰り広げられている。

来シーズンは横浜優勝だけどね、という代わりに阪神優勝おめでとうといっている。頼むぞ。横浜DeNAベイスターズ。