10/4 2024
20km、タクシーに乗ったとすると8250円らしい。それぐらいの距離を歩いた。
そのことは給料が発生することがない、ただの徒労である。そういうようなことに私は情熱を注いでは、時間を無駄にし、やるべきことはやらず、留年したのではないか、と分析しているがそんなことはないと思いたい。
効率や、可視的、数量的なものに深く価値を置く現代資本主義に毒された者達には分からないと思うが、そして私もその一人であるためこれを徒労と言ってしまっているが、非効率、無駄、疲労感以外なにも生み出さない行為は、気持ちがいいものである。
この日記も言ってしまえば徒労である。読後に何か得るものがあったら教えてもらいたい。
これを読んで例えば、肩凝りが治った等々の報告があれば、直ぐにでも値段をつけて売りに出す所存である。そして周り回って大金持ちになった暁には競馬にでも注ぎ込み、万馬券だと思ったものが紙切れになり、バイトに勤しむ未来もある。
反対に目を悪くしたなどの事は自己責任で、私の責任は問わないで貰いたい。誰であれ無責任でありたいと思う時はあるだろう。
これら金銭に変えられない、そして変える必要性が全くない徒労は終わった後の達成感という気持ちよさをもたらす。
この気持ちよさの虜になってから、私は度々、散歩という旅に出る。そして近所を回って帰って、気持ちよく寝る。
寝れない夜もこの徒労に助けられたこともある。
夜明けに帰宅しては昼頃まで寝ることが暫しあるのはこの経験を美化しているからに違いない。
昼夜逆転は身から出た錆で、正そうとは思わないが日中眠くて仕方ないのは、色々と支障をきたすので少しずつ治ってほしいとは思う。
ここ最近、なんだかパッとしない。その原因は私にあるが、認めたくはない。そういう意志の強さに自信はある。私は意志が強い人間でもある。
意志が強いからといって、よい人間でないこともある。優柔不断が時にはいいこともある。深夜にお腹が空いて迷った結果食べたペヤングは後悔をする暇もないくらいには美味かった。