採用広報でnoteで発信するときの効果測定を考える
こんにちは、ちゅうさんです。
仕事の1つだったマネーフォワードでの採用広報。ここでは主にnoteを用いて広報活動をしていました。
その時に気になるのが採用への効果をどう計測するか。
noteってやっていて意味あるの?
どう効果測定するの?
採用広報の担当者や記事を書く人の1つのヒントになれば幸いです!
採用課題をヒアリングで拾う
むやみやたらと記事を書けばいいというわけではありません。部署単位、職種単位で課題が異なります。
採用フローの各フェーズでどんな課題があるのか、どんな情報を届ければいいのかを理解した上で記事を書く必要があります。
そのためには採用に関わるメンバーや、日々エージェントや採用候補者とコミュニケーションを取る採用担当者にヒアリングし、採用課題を拾っていくのです。
採用フローに組み込んでもらう
記事を書いたら多くの人に見てもらうために、SNS等でシェアをしたり会社のメンバーにシェアをお願いしましょう。
ですがそれだけでは足りません。
採用担当者に依頼して記事を採用フローに組み込んでもらう必要があります。
例えばスカウト時やカジュアル面談時に、部署の紹介記事やメンバーの紹介記事を候補者に共有することで、会社やチームの雰囲気や概要を知ってもらったり、ポジションについて理解を深めてもらうことに繋がります。
また部署のMissionや、マネジメントの思いやVisionに関する記事を最終面接やオファー面談前後のタイミングで共有することで、理解促進・アトラクトに繋げることができます。
意味の無い計測はやらない
定量的な効果は有用性を示し、活動を理解してもらい継続するためにも必要です。ですが経験上「noteやブログなどの発信が、どれだけ採用に寄与したか」を計測するのは難しいです。
note経由でどの求人にどれだけ応募があったのかは、noteや採用管理システムの仕様上追うことができないのです。
「記事を共有された採用候補者の内定率や内定承諾率」も追えないです。採用候補者はnoteも含めて様々な情報を収集し複合的に判断しているため、noteが直接的な寄与したかは判断できないからです。
またPV数やスキ数もありますが、参考程度にしかならないかもしれません。
もちろん多いことに越したことは無いですし、見られている・拡散されている証拠になります。ただPV数やスキ数は瞬間風速的なものなので、あくまで参考程度でした。
定量的な効果を可能な限り測定する
定量的な計測は難しい…。ではどう計測するのか。
私は以下の情報を計測していました。
投稿した記事の数
投稿数は継続的に情報発信ができ、コンテンツを提供できているかを評価できます。また採用広報担当者以外で発信している人がどれだけいるかを見ることで、様々な視点で情報発信ができているか、発信の活動が浸透しているかを測ることもできます。
採用フローの中でどの記事をどのタイミングで候補者に共有されているか
noteの記事がどれだけ運用されているかを測ります。ですがここの数はあくまで参考値であり、具体的な効果は定性情報で評価します。
定性的な効果を丁寧に収集する
効果測定で大事なのは定性情報だと思います。
私は記事を採用候補者に共有した採用担当者やマネジメントメンバーはもちろん、選考中に記事を見た経験があり入社したメンバーにヒアリングをしていきました。
どういった効果があったのか、どんな情報が参考になったか。
何が参考にならず、どんな情報があるといいのか。
そういった情報を集め、まとめていくことが大事です。
メンバーに効果を公開する
noteを書いたり、書いて!ってお願いしても、「それって意味あるの?」と言われることがあります。
課題に対する打ち手としての記事もありますが、なによりもメンバーの日々の発信に意味があることを感じてもらわないといけません。
そのために計測し、まとめた定量・定性の効果をメンバーが見えるようにして、意味を知ってもらいましょう!!
読んでいただきありがとうございました!
あくまで一例ですが、何かの参考になれば幸いです。
こういう方法もあるよ、こういうこともしているよというのがあれば是非教えてください!!
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