ぎっくり腰
魔女の一突きとも呼ばれるなったことがある人が意外に多いケガの一つ。
親戚みたいな存在にぎっくり背中があり、場所が違うから痛めている筋肉は違うけど、痛みの出ている原因などはほとんど同じものがある。
ぎっくり腰などの急に起こったケガは冷やすことが何より大事。
温めて良くなるのは炎症が起きていない時だけで炎症が起きているのに温めると確実に悪化します。
そもそもぎっくり腰とは?
・医学的には急性腰痛と呼ばれるもの
・1週間程度で良くなるものから1ヶ月以上かかるものとある。
1日〜3日ぐらいで良くなるものは、足がつるのと同じで筋肉が肉離れを起こしていない状態のもの
1週間〜1ヶ月以上回復までにかかるのは筋肉が肉離れを起こしていることが多い。
治るまでの時間の差は、痛めた場所と程度の問題です。
背骨に近い箇所でおきてしまうと日常で負担がかかりやすく治りにくい。
また筋肉の束が10本あったとして、
10本中3本切れてしまう場合と
10本中8本切れてしまう場合だと多く切れてしまった方が痛みも強く治りも遅くなりやすいです。
よくぎっくり腰はクセになりますか?
と聞かれますが、ぎっくり腰はクセにはなりません。
ただケガしたままでしっかり治療せずにそのままにしたり、症状に理解がない人に治療を受けているとぎっくり腰になった原因や怪我に対して適切に処置しないと治っていないのでまた同じところを痛めることはあります。
ぎっくり腰など炎症を伴うケガはまず炎症を抑えるために氷水などで冷やします。
炎症が治り痛みも少なくなってきたらそのケガの原因になった身体のバランスなどを治していくことが重要です。
身体部屋ではぎっくり腰になった場合、その方に合わせてテーピングやサラシなどを巻かせてもらい、日常の注意点や食事などのアドバイスをさせてもらっています。
炎症が治ってきたら、またならないようにするために整体などで身体のバランスを整え、ご自宅でできるエクササイズやストレッチをお伝えしています。
例)最近来られたぎっくり腰の患者さん
床で腰を丸めながらの作業中に発症。
3時間後ぐらいに来院。
来院時腰のかがむ姿勢や階段の登り下り、仰向けで寝る動作で痛み。触診すると腰部に熱感あり。腰部には炎症があったのであまり触らず腰部に影響を与えている部分を治療。
治療後動作時の痛みが減少するも炎症のピークが次の日の可能性が高かったためテーピングの処置。あとはアイシングの仕方と食事のアドバイス。
次回来院は1週間後で良いと伝えるが、不安のため4日後に来られるとのこと。
そのあと2回の来院。計1週間に3回の治療で痛みはほぼ解消。
ぎっくり腰で悩まれている方のご相談お待ちしています。
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