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オンライン活動の難しさ

始めに

こんにちはSUKEです。
初めて見ていただいた方もいると思うので、簡単に自己紹介をさせていただきます。
私は現在、東京のとある大学の芸術系学部で映像表現や映像を使ったコンテンツ企画を学んでいます。
また映像について学ぶ傍ら、大学内で「Mapper」というメディアアートサークルを立ち上げ、現在代表として作品制作や指揮を行うと共に、サークルのメンバーや後輩、大学外のメディアアートに興味のある人、作ってみたい人に向けて制作フローや技術を伝える目的でnoteを書いています。

いつもはサークルで制作した作品について書いているのですが、たまには自分の感じていることを書き記そうと思います。
こういったことは普段Twitterで書いているのですが、書いていくと140文字に収まりそうもなかったのでnoteに書きます。

Mapperは現在オンライン活動中

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今現在、Mapperは緊急事態宣言の影響でリモートでの活動を強いられており、活動を開始して初めての夏休みをオンライン活動状態で迎えています。

普段であれば、休み明けの展示に向けた準備やミーティング、スキル向上のための勉強会など内容盛りだくさんのはずが、コロナによってその準備が満足に出来ず、展示に使うものをリモートで作ったりアイデアを出し合うのもリモートになっています。

コロナ禍でも展示会の実地開催をしてきたMapperからすると、夏休みという2ヶ月近い期間をオンラインで過ごす体験は初めてであり、進めていくうちにとある問題が出てきました。
それは2020年、自粛により多くの企業や団体が頭を悩ませたであろう、コミュニケーション不足です。

Mapperは一般的なサークルとは異なる部分があると思っています。
それはメンバーと過ごす時間は長いことで、Mapperを設立した自分と2人の友人がよくご飯に行ったりすることで仲が深め、遠慮なくアイデアを出し合い改善点があれば共有し合えること、生産性を上げられたことが理由になっています。
一緒にいる時間、チームやメンバーで活動する時間を増やして生産性を上げている、ということです。

オンライン活動で難しくなった仲の深め方

この「一緒にいる時間を増やして生産性を高める」という方法ですが、緊急事態宣言が出て活動が制限されると一緒に御飯を食べに行ったり、勉強会と称してメディアアート作品の展示を見に行ったり、学校で他愛もないことを話して中を深めることが出来ません。
すべてオンライン上で進めていく必要があります。

そしてしばらくすると嬉しくも追い打ちをかけるようにメンバーが増えていき、仲を深める必要性がより出ることとなりました。

しかしコロナ禍の今、企業や学生団体も苦慮しているかもしれませんが、新しいメンバーと仲を深め、サークルの環境に慣れてもらったりするのか、一ことで言うと「仲を深める」の方法が分からないのです…

簡単にサークル版「新しい生活様式」は思いつかない

この課題を解決しようと副代表が考案してくれた、通常の活動とは別枠の「交流会」の様なものを企画してみました。
「交流会で他愛のない話をして、オンライン活動でも中を深められるようにしたい」そう思って開催してみるとまた新しい課題が出てきます。
それは「参加率の低さ」です。

理由は明確です。
対面での活動は展示を見に行ったり、自分たちの展示をしたりとそこに参加することに「意味」があり、参加することで無意識に仲を深めることが出来ていました。
だからなんの抵抗もなく仲が深まり、生産性を上げることが出来ていた訳です。
「参加することに意味のある活動を通して仲を深める」をやっていた訳です。
しかし単なる交流会となるとそうではありません。
ミーティングでも展示の準備でも無い時間に集まって何かをやるわけですから、余程自主的に集まろうという機運がない限りは参加を嫌がるはずで、サークルに入った理由が「技術を学ぶため」などであればなおさらです。
まるで仕事終わりに飲みに連れて行かれるようなものかもしれません。

以前GIVER.というクリエイティブの学生団体の代表と努めていたときにも感じていましたが、人が運営する以上は団体の雰囲気に合う合わないが出てきます。
そして合わないと感じて活動が嫌になったり、やめていく人も出てきます。
なので交流会を継続して合わない人はしょうがないという『去る者は追わず』理論でもいいかもしれません

現状考えられる解決策は2つです。
①嫌がる人はやめていくだろうが、オンラインで交流会を続ける
②参加することに意味のある活動を通して仲を深める

今現在、自分は②を選択しています。
難しくも合わない人の率を減らせる選択肢です。(皆に合うものはないので一定の離脱はあると思います)

活動しながらも団体のことやプライベートなんでも
何か解決できたり得るものがあり、それで仲を深める

これを完全オンラインの環境でも提供するには、どのような手法があるのか
これが今の自分に課された大きな課題の一つです

ただくじけては行けないし全てを「コロナのせいだ」として(たしかにそうではありますが…)喚くのも違うはずです。
コロナでメディアアートの勉強が出来ないからMapperを立ち上げたように、オンラインでの仲の深め方を探すために動かなければいけません。

こうやって模索しているもの楽しいですけどね…
これが答えだというものが出来たらまた書きます。

こんな感じのつぶやきはたまに書きます
メインは作品の紹介なのでぜひよろしくお願いします!

Twitterやってます!

作った作品やその制作風景、今日書いたようなことの短い版などをTwitterにて書いているので覗いていただけると嬉しいです!

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つぶやき
つらつらと書きましたが、そもそも仲を深めるための行動自体悪なのでしょうか?
(飲み会とかが嫌がられていることと同じなのでしょうか?)
個人的には生産性のあるものであれば悪ではないと思っています。

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