脱・自家用車のオススメ
「車大好き」という方でしたら、こちらの記事を読むのはご遠慮ください。
私(sukako)は昨年自家用車を手放しました。現在の我が家にはパートナーが所有者の軽四自動車が1台あるのみです。
価値観の話にはなりますが、「通勤するのに自家用車でなければあまりにも不便である」という状況でなければ、自家用車は手放した方がよいというのが私(sukako)の持論です。
パートナーは徒歩や自転車で通うには不便なところへ勤務しております。距離の面でもですし、季節・天候、そして持参物を考慮すると、通勤は自家用車にせざるを得ない。今のところは1台必要と判断しております。
自家用車を手放すことで、下記の経費が浮きます。
・税金
・保険料
・車検費用
・ガソリン代
・オイル代
・修繕費
私(sukako)が所有していた自家用車は週に1回程度乗るだけの、いわば「置き車」となっておりました。それでも本物のオブジェとならないよう、ある程度乗っておくことが必要。乗る以上は、上記に挙げた経費はかかります。
駐車場は我が家においては1台でも2台でも料金は変わりませんが、維持費用と手間に対して得られるメリットとの釣り合いがとれていないという状況でした。
1年に1回、2年に1回といった大きな額の経費もあれば、都度の経費もあります。手放すことでそれらの経費が浮く。何ともありがたい。
手放した後に車を使う場面では事前申告制としました。「〇日の△時から◆◆へ行くために使う」というように。手放して1年以上になりますが、予定がバッティングして問題となったことはありません。
1年以上でバッティングなしですから、今後も少ないと予想されます。
万が一バッティングしたらレンタカーなどで対応すれば良いと思っております。それでも所有するよりは安く上がります。
計算過程を書いたメモをどこかへやってしまったのですが、以前に試算した時に1年間で30回ぐらいレンタカー利用を10年続けたら自家用車所有と同じぐらいの経費になるとの結果になりました(かなり安く上がる自家用車で、走行距離も控えめだったとしての計算でした)。
「車は金食い虫」とはよく言われますが、金額で示す、実際に手放すといった段階を踏んでいくとそれを実感しました。
「車大好き」という方には失礼な内容ですが、これから購入を考えているその車は「本当にその車でないとダメなのか」をよく納得した上でご購入された方がよいのではと申し上げます。
手放した私(sukako)の自家用車も、購入当初はそのデザインなどのカッコよさに所有欲が満たされた感じがありました。
けれども所有欲は時が経てば薄れていきます。数年経てば、市場での価値が薄れる車が大半です。
ローンを組んでの購入であれば、家計で他の大きな支出が発生する時にローンにも圧迫されるということがあるかもしれません。
自家用車を手放してから、自宅から2km圏内ぐらいなら普通に徒歩で行き来するようになりました。健康にも良く、手放した新たなメリットも感じております。