見出し画像

深夜に赤信号を待つ人生

AM2:00ほろ酔いで散歩をする。田舎なので、人通りはなく車もほとんど来ない。そんな中だったら、信号が赤でも渡ってしまうという人が多い気がする。

でも、私は待ってしまう。いつも変に真面目なところがあるのだ。

・新入職員へ向けたコメントを熟考しすぎて、40分間コメントを作る(22時に帰宅)
・有給に入る前に周囲に残しているメモ書きの口調が雑になっていないか気になって書き直す
・友達との約束の5分前には待ち合わせ場所に行くようにする
など

真面目、というより気を遣いすぎる性格なのかもしれない。自分でも不器用で生きにくそうだ、と思う。
社会の海をスイスイと泳ぎ回る人々は、例えば気の利いたコメントをさらっと書いて終わるだろうし、待ち合わせにはごめん~なんて言って友達同士の空気で和ませて、ちょうどいい(ちょっと遅れた)時間に来たりするのだろう。

でも真面目で不器用であることは私の美徳であるから、変わりたいとは思わない。私は私なりの美しい泳ぎ方で、魅了したいと思う。深夜に赤信号を待つように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?