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ブルーデーを快適に〜生理痛重めの私が改善のために実施したこと〜

はじめに

こんにちは。
月に1度のブルーデーの方もそうでは無い方も、いかがお過ごしでしょうか。

私は元々結構症状が重い方だったのですが、体調不良で直帰しようとした時に上司に呼び出され出先から本社に向かう途中階段から派手に落ちて大怪我(※完治しない捻挫)をするという事件があり、そこから本格的に体質改善を行いました。

まあ、一般的なことしかしていないのですが、体質が似ている方、即ち日本人女性に多いタイプである痩せ型で筋肉量の少ない虚弱タイプの方には、そこそこ参考になるのではないかと思います。

なお、結構長いので、時間の無い方は目次を流し見して、興味のあるところだけ読むことを強く推奨します。

最後に生理中の香りものの扱いついて記載しています。


概要

前提として、私の体質と主な症状をお伝えします。

体質

体質はこんな感じです。日本人女性に良くいるタイプですね。

痩せ型
やや虚弱
筋肉量少なめ(特に脚の筋肉が不足している)
冷え性
お酒ほぼ飲まない
煙草全く飲まない

主な症状(改善前)


月によってばらつきがありますが、概ねこんな感じです。書き出してみるとひどいな。

病的な眠気
眠れない程の足の痛み
内臓を絞り上げるような強い腹痛(ロキソニン効かない)
頭が割れるほどの強い頭痛(ロキソニン効かない)
倒れるほどの貧血
辛い息切れ

主な症状(改善後)


10年くらいかけて、色々改善した今ではこんな感じです。
ぶっちゃけゼロにはならない。

眠気
多少の腹痛(イブプロフェンでおさまる)
多少の頭痛(イブプロフェンでおさまる)
多少の貧血
多少の息切れ

改善効果のあったもの


実際に使ってみて改善効果があったと思うアイテムを、常時使用(服用)のものと、ブルーデーだけ使用するもので分けて記載しました。

常時:低容量ピル


「もっと早く始めれば良かった」
複数の友人にプロアクティブのCMのようなセリフを言われ、半信半疑で始めたものの、気がつけば「もっと早く始めれば良かった」と言う側に回っていました。
体感、辛さは7割減。
幸いにも副作用も特になし。
もちろん医薬品なので合う合わないはありますが、まずは先入観なく検討することをお勧めします。
なお、ピルの最大のデメリットは、毎月の費用がかかることでも、薬を欠かさず飲むのが面倒なことでもなく「ピルを辞めた後に元の状態に戻るのが怖くて妊活に踏み切るのに躊躇する」です。冗談抜きで。

常時:養命酒


正直なところババくさいじゃないですか。だから躊躇してたんです。
でも、成分見たら自分に向いてそうだし、飲んでみたら意外と美味しいし、なんとなく効いてる気がするしで、常用してました。

で、本当の凄さに気がついたのは常用して2年後くらい。
ブルーデーが終わっても貧血が治らず、ロクに椅子にも座っていられない状態が1週間くらい続いたことがありました。
特に思い当たる節もなく、大病の前兆かと焦ったのですが、あ、そういえばしばらく養命酒飲んでなかったな、と気づいて飲んだところグングン体に吸収される感覚、「体がこれを欲している」という感じがあり、1日3回を飲み続けたところ、無事2日ほどで通常運転に戻りました。
養命酒、お前だったのか。私の体力を底上げしてくれていたのは。

余談ですが、私と違って筋肉量が多くて体温高めの人間(夫、母親)に飲んでもらったところ、どちらも不味いと言っていたので、試しに飲んで「美味しい」と思う人は体質的に向いているのかもしれません。あまり根拠はないですが。

常時:鉄分サプリ


さて、上記の二つで随分改善されたのですが、それでもしつこく残ったのが、「2日目〜4日目頃に、貧血と呼吸の苦しさが残る」と言う症状です。
呼吸の苦しさってなんぞや、という話ですが、空気が薄いところにいる時や運動をした時のように息が苦しくなって、ハアハア息をしちゃうんですよ。仮病っぽい動作になるので、実家にいた時は結構この件で親と険悪になりました。

以前はあまり一般的な症状ではなかったようなので対応に苦慮したのですが、最近は貧血の一環であるという情報が、医療者や生理用品メーカーから発信されるようになってきたようです。

なんだ、どっちも貧血なんだ。そこまでわかれば話は簡単。貧血には鉄分。ということで、最近は鉄分サプリを飲んでいます。以前は生理中だけ飲んでおり、その時は今ひとつ効果が感じられませんでしたが、毎日飲むようになってから、貧血&息切れの症状はかなり改善されたように思えます。

生理時のみ:着圧ソックス


ここからは、実際のブルーデーに入ってから使っているアイテムです。

実は、今まで生理時に地味に辛かったのって、「足がむくみで痛すぎて、眠いのに眠れない」でした。あんまり聞かない症状なので、調べるのに難航したのですが、どうも足の筋肉量が少なく、元からリンパの流れがうまくいっていないため、生理時にその脆弱性が顕在化するようです。

足のマッサージに行ってもイマイチ。お風呂に入っても特に改善したとは思えない。
時間がある時は、ひたすら歩くか、理想は自転車で走って強制的に足のリンパを流すことですが、常にそれができるとは限りません。
試行錯誤の上、おやすみ用の着圧ソックスを購入し、就寝時に身につけるようになって、やっと熟睡できるようになりました。

なお、最近は常時着圧ソックスを履くようになっているおかげか、そもそもあまり浮腫まなくなりました。

生理時のみ:痛み止め


いや、痛み止めは飲むっしょ。

そう思いますよね。うん、そうなんです。でも一つだけ聞いてほしい。
鎮痛剤は我慢できなくなったタイミングではなく、「そろそろ痛くなりそう」のタイミングで飲むのが正しいそうです。
なぜなら、生理中は痛み物質であるプロスタグランジンが産出されますが、痛み止めを飲めばその産出を抑えられるからです。

・・・ん?ちょっと待てよ。生理中って、わざわざ痛み物質作られてるの?それ人体のバグじゃない?てか生理自体が人体のバグだよね??

生理時のみ:湯たんぽ


冷えは女の大敵やで。
ということで、体は温めましょう。特にお腹。
もちろん、ホッカイロやホットカーペットでもいいのですが、個人的にはやはり湯たんぽがちょうど良いように思えます。

生理時のみ:お湯


上記に続き、温活です。
雑誌などでは、大抵、生姜湯やらルイボスティやらが推奨されていますが、面倒くさかったらお湯でいい。何も飲まなかったり、冷たい水飲むよりはマシ。
なお、カフェインは飲むと悪化する傾向があるので注意しましょう。

改善効果のあった(気がする)習慣


ここからは、改善効果のあった気がする習慣を記載していきます。
先ほどのアイテムほど劇的な効果はありませんが、生理痛改善に限らず、全般的な体質改善のためには役にたつことかと思います。

ゆる筋トレ


正直なことを言うと、私の生理痛が重い理由は大体わかっていて、「全身の、特に下半身の筋肉量が少ないから」なんですよ。
筋肉量が少ないせいで、ポンプ機能が正常に働かず、血流とリンパの流れが悪くなる。血流が悪いと、生理痛の痛みが強いし、足がむくむし、頭に血が行かなくて貧血になるし、肺に血液が行き渡らなくて息切れする。満身創痍。
まあ、そこまでわかったところで筋トレ頑張れないのが人情というもの。

とは言え、ここまで問題が見えている以上目を瞑るわけには行かないので、プランクをコツコツやっていました。長さではなく正しいフォームを心がけるのが肝。
・・・嘘です。すぐに実施しなくなったので、最後の手段として、通販で買ったブルブルマシンに週3くらい乗ってます。元の筋肉量が少なすぎるおかげて、乗ると露骨にウエストが引き締まるのですが、当初の想定である「下半身の筋肉量を増やす」に結びついているのかは微妙なところ。

ヨガ・ストレッチ


筋トレは苦手なので後回しにするとして、次善の策として、腰回りの緊張を解いて血流を良くするため、下半身を中心としたヨガ・ストレッチを時折実施しています。
こちらもきちんとフォームを習うこと、腰回りをほぐす場合は腰だけではなく足全体と背中も連動していることを考慮してそこまで動かすことが肝要です。
こちらも生理痛改善にどれだけ役立っているかは謎ですが、在宅メインで油断すると肩こり腰の痛みでしんどくなるので、コツコツ続けています。

定期的な整体・マッサージ


こちらも上記と同様、腰回りの緊張を解いて、血流を良くすることを目的に実施しています。
血流を良くすることで生理痛の改善をはかるという意図を考えると、いわゆるもみほぐしマッサージはあまり意味がなくて、タイ古式マッサージで足のリンパをほぐすところからじっくりやるのが、一番効果があるように思えます。
なお、生理中は原則として避けましょう。

睡眠の確保

いや、知ってるし。それができれば苦労はしねーよ。
うん、そうですよね。本当にその通りだと思います。
ただ、個人的には体質的に長めの睡眠を確保しないと体調を崩すタイプであることに気がついたので、多少無理をしてでも睡眠時間を確保しています。

ストレスの低減


いや、知ってるし。(2度目)
そうですよね。
HSP気質もあってストレスを溜めやすい体質であること、ストレスが体調に影響しやすいタイプであることに気づいて、ストレスの少ない働き方ができないか色々試行錯誤しました。で、レアスキル身につけて社内の交渉力を上げて自分のやりやすい部署に移動する、みたいなことをしました。
このあたりは業種・職種や、そもそもストレス源が仕事なのかどうかに左右されるので、なかなか難しいので一般化しにくいところではあります。

効果のなかったもの


さて、ここまでは効果のあった(ような気がする)ものを記載していましたが、ここからは個人的に効果がなかったものを載せていきます。

漢方


正確には、漢方医の方が全然合わなくて、通うのがしんどくなったので辞めました。悪い人じゃ無いんですけど、話のノリが合わないというか。
あと、1日3回の食間服用は実際のところ仕事しながらだと難しかったです。今は在宅なのでマシにはなりましたが、やっぱりちょっと厳しいかな。

体質的には漢方が合うはずなんですよね。典型的な未病。瘀血とか気虚とかそういう感じの、必要な何かが足りない体質。
どこかで診断だけしてくれないかな。

布ナプキン


これはマジで効かない。
いや、気づいてましたよ。吸水ポリマーだと子宮を冷やすから布ナプキンで温めるべきとか、理論ガバガバじゃないですか。布が濡れたら結局冷えるし。
でもね、10年くらい前は流行ってたし、藁にも縋る思いだったんですよ。
結論として、特に良くならないどころか、体調悪い中で血だらけの白い布を洗うタスクが追加されて、心理的に追い詰められただけでした。

もちろん、ゴミを増やしたくないとか、肌触りが好きという方には良いと思います。

ブルーデーの香水事情

さて、一応香水垢(?)なので、ここからは香水事情。
原則として、体調の悪い時は、何もつけません。
ただし、生理中の時はホルモンの影響なのか、イランイランを欲するので、イランイランの精油に近い香水をつけています。
具体的にはOSAJIの「水仙」です。

あと、体調によってはローズを欲する時もあります。その場合は武蔵野ワークスの「ローズの贈り物」をつけてます。(※5月/12月のみ販売)

あとは、お酒が飲めないので、気分を緩めるため、CBDお香を焚くこともあります。SANGAのお香は香りが本格的で、香水好きにもおすすめです。

最後に

これらはあくまで個人的なtipsなので、合う合わないがあると思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
それでは!

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