イラッとした時に、やるといいこと。
嬉しいこと、悲しいことがない日はあっても、
イラッとしない日ってない。
私は、いつも何かにイラッとしている。
テレビや、Wi-Fiスピードの遅さ、誰かの笑顔に。
イラッとした時に、素の自分を見る気がする。
イラつく感情のすぐ後ろには、やりたいと思ってるのに、できないと何かを閉じ込めてすねているような自分に気づくことがあった。
感情に任せて、目の前のことに対してイライラするのは楽だけど、
それでは何も解決しない。
むしろ、「はあ、今日も見つけてもらえなかったな」と落ち込む感情の背中を感じる。
そこで息を1秒止めて、めいっぱい吸い込みゆっくり吐きながら、
その背中に問いかける。
「なんでイラっとしたの?」
「この感情のはじまりはなんだったの?」
この質問を自分に投げかけると、本当は目の前のことに怒りたいんじゃなくて、
本当に傷ついたり悔しかったりした記憶を思い出すことがある。
忘れていたような些細なことでも、とても鮮やか。
確かに、その時ははっきり覚えていたはずなのに、毎日何枚も色んな感情を重ねるうちに記憶が薄らいでしまった記憶だった。
その記憶を「へえーそんなこともあったね」とひとしきり思い出して、
その時、どんな思いだったのか、本当はどうしたかったのか、
丁寧に自分の内面で起こったこと感じたことを観察する。
確かに、その時の場面では我慢をすることで間違ってなかったと思うけど、
閉じ込めてしまった思いの行き先がないのも事実。
事実を認めて、本当はそうしたかったな、
今度そういうことがあったら、実現するといいなという気持ちを込めて、
自分からその感情が抜けていくのを想像すると自然とすっきりする。
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