デリバリー嬢として
当時私は大学生の小娘ながら、男性はみんな性欲の前では赤ちゃんのようなものだと感じました。
怒らせるのも、快感を与えられるのも、ご機嫌を取るのも私次第。
私の態度次第で相手よりも優位に立てるこの仕事自体に、私はある種依存していたのだと思います。
タイトルの通り、私が働いていたのはデリバリーヘルスと言われる種類でした。
風俗と一口にいっても様々な種類があります。
ピンサロ
デリバリーヘルス
ソープランドなどなど
デリヘルはいわゆる本番無しの風俗です。
挿入無しってことですね。
待機所と呼ばれるマンションの1室で待ち
連絡を受けたらお客さんと待ち合わせしてからホテルへ向かったり
ホテルへ直行したりするサービスです。
初めてのお客さんはよく覚えていて
まだ当時若かった私を見て「イケる!」とでも思ったのでしょう
決まりを無視して挿入をしてこようとしました。
そんなお客さんがいるのは講習でも事前に聞いていたので
「決まりなので…」とゆるくかわしていました。
ところが、お客さんは諦めずに何度も挑戦。
このままだと本当にやられるぞと思い
「これ以上するようならお店電話しなきゃいけません」と伝えると逆上!
「怒るよ!!!!」
と言い放って帰宅し後程「接客態度がなっていない」とお店へクレームをいただきました。
そんな衝撃的なお客さんが最初でしたし
正直今でも悪い意味で強く印象に残るお客さんは何人もいました。
私が風俗を苦しまず続けていけたのは
恐らく性依存症の影響と、男性よりも優位に立てるという
ちょっと歪んだ優越感からだったのかもしれません。
次はこの歪んだ優越感について
私の過去を少しだけ掘り下げながらお話ししたいと思います。
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