心もお直し | ズボンの裾を切ってもらった日
いい加減、ズボンの裾を直そうと思った。
お気に入りのズボンの生地とスニーカーのカカトの部分の相性が最悪で、裾の部分がボロボロになってしまっていた。いつか直そうと先延ばしにし続けていたのだが、まるで傷が深くなって肉がみえてしまった肌のように、ズボンのボロボロ部分から白い綿が見えてきて、いよいよこれは直さなくてはいけないと思った。
といっても直すのは私ではない。
針に糸を通すだけで30分くらいかかってしまう私にお直しなんて出来るわけがない。私にはばーばという家庭科のスペシャリス