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【🇵🇭フィリピン留学体験記】成功体験はフィリピンで買えるか

2024年8月から9月にかけての3週間、フィリピンへ語学留学へ行った。少し間が空いてしまったが、約20万円の語学留学で成功体験を買うという不純なチャレンジについて振り返ろうと思う。

留学の詳細
期間:2024年8月18日-9月7日(20泊)
場所:フィリピン マニラ
学校:English Breakthrough
コース:平日6時間
費用:約20万円(授業料10万+航空代6万+諸経費)


成功体験を買うためにフィリピンへ

 留学に挑戦したの理由は、ある程度集中的に勉強するという成功体験を積めば、今後も継続的に勉強できるようになるだろうと考えたからだ。そうして勉強することで通信制高校という名のベンダーで高卒資格を「買った」ツケを払いたかった。
 有料自習室の利用も考えたが、怠け癖を治すためには泊まり込みで強制的に勉強する環境を用意しなければ治らないと感じ、せっかくならと費用が安いフィリピンを選んだ。

(高卒資格を「買う」羽目になったのは怠惰の結果である。通信制高校でもきちんと勉強して卒業している人がいることを留意して欲しい)

目的を達成できたか

 成功体験を積むという観点では失敗だった。平日は授業後の疲れで宿題以外の勉強はあまりせず、土日は現地でできた友達とショッピングモールや都心に繰り出した。
 そして、帰国後も同じように勉強できるだろうという目論見も外れた。下にあるのは悲惨な勉強時間の写真だ。帰国後の9月9日の週から勉強時間が半減していることが分かる。

勉強時間の推移


日本で成功体験を買えた

 今回この記事を書いたのは、睡眠障害の仮克服により継続的に勉強できるようになったからである。
 幼少期から寝付くまでに1.2時間はかかり、中学生になってからは1日完徹→次の日の夕方か夜に寝る生活が数週間続くこともザラだった。完徹の日は勉強できないししない。そんな生活からの脱却!

 1日に4時間程度というちっぽけな数字ではあるが、昨日開いた参考書を今日も開く、そしてその記憶があるという素晴らしい経験をしている。
 費用は病院代薬代で5,000円程度。フィリピン留学の20万円とは比べ物にならないほどちっぽけだ。何か取り組みたいことがある人はまず健康的な生活を心がけるべきだろう。

【おまけ?】フィリピン生活の軌跡

 フィリピン留学は成功体験という観点では失敗だったが、人生経験や遊びという観点では大成功だった。ジプニーの乗り方に戸惑ったりスペイン語がなんとなく読めて喜んだ(フランス語と似ているようだ)のはいい思い出だ。
 また、貧富の格差について実感することが多かった。中〜高級住宅街は塀で囲まれ入口には警備員がいるのだが、街を歩けば塀のある高級な地域(ビレッジという)とそれ以外の地域が混在していることが分かる。

語学学校の料金

 別途前金15,000円・SSP30,000円・クーラーやクリーニング代少し。3週間は割り増し料金なので1ヶ月でもあまり変わらない。

料金

航空代

 LCCのZIPAIRを利用。直前なのでかなり高い。7,000円前後のサービスパッケージで30kgまでの荷物預かりと機内食をつけた。機内食はおいしい。

航空代

機内食牛丼
機内食そば

語学学校環境

 屋根裏部屋は小公女のイメージとは裏腹に広く快適だった。複数人部屋では個室のスタディールームが与えられ、そこも綺麗。
 生活環境は綺麗好きな人には無理かも。水周りはキャンプより綺麗程度。ご飯は日本食に寄せているらしく普通に食べられる。

語学学校入口
屋根裏部屋
スタディールーム
シャワー
食事

遊び

 よく徒歩10分もかからないショッピングモールに遊びに行った。語学学校の人と一緒にタクシーでSMモールNORTHに夜ご飯を食べに行ったり、ジプニーでイントラムロスやSMモールASIAに行ったことも。
 また、クールな街Tokyoとは違ってマニラでは道を訪ねると皆優しく教えてくれる。感動した。

ジプニー
地下鉄のMRT
最大級ショッピングモールSMモールASIA
フィリピンの絶品かき氷ハロハロ
MAD CAFE
アボカドアイス
中華料理屋のTimHoWan

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