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天理教の元の理についての一考察②

天理教の元の理にはうおとみを男女の雛形にしようではなくて夫婦の雛形にしようとこれを引き寄せたとある。
 また第二節のちょいとはなしでは、この世の地と天とを形どりて夫婦をこしらえきたるでなとおっしゃられている。
 つまり人間は最初から人間を夫婦というペアを基にして創造されたということである。人間は一人で生きるようには造られていない。おそらくまだ結婚していない人には、夫婦となるべく生まれてきている誰かがどこかで待っているはずである。これは、男女のペアに限らない。男男のペアかもしれないし女女のペアかもしれない。
 教祖は『男が女のようになり、女が男のようになってしもうたら、道がのうなってしまう、こゝの処よう思案しなけりゃいかん。 することなすこと一つ一つが違う、男は男の通る道、女には女の通る道があるで。 男と女が同じということではないで、御守護は同じであっても、男には男の理があるで、女は女やで、こゝの処よう思案しなけりゃいかん。 何と言うても男は天や、女は地やで、天と地では大分ちがう』とおっしゃっているが、これは魂について言われているのではなかろうか?
 魂は男女とわかれているが、男性の体に女性の魂が入り込んで生まれてくる、またその反対もあり得るのではないだろうか?理由はおそらくなにかの理由で前世で強く望んだから。やさしい親神様はそれなら、一回違う性別として生まれて来たらよかろうと今世は魂とは違う性別で生まれさせて頂いているのではなかろうか?Bの方とTの方は魂と肉体の違う性別の間で揺れ動いている方々なのではなかろうか?
 近頃結婚しない人が増えてきている。結婚に興味がない人もいるだろうし、結婚したいけど色々な要因で諦めている人もいるだろう。でも、よく考えてみてほしい。生涯独身で暮らすということは、貴方のペアになる人も独身で過ごさなければならないということだ。だから運命の人を探すことを諦めてはいけない。
 もうすぐクリスマスだ。クリスマスを一人で寂しく過ごそうとしている貴方は、貴方の周りにも誰かクリスマスを一人で過ごそうとしているさみしい人がいるんだと考えて是非デートに誘ってあげてください。貴方の運命の人かもしれませんよ。

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