12月14日
犬の夢を見た。シロではなかった。肥満で愚鈍だった二匹の犬が健康になって外を散歩できるまでになる成長譚。河原を嬉しそうに遊ぶ犬が可愛らしかった。
5時に起床。今朝も室外機の音で目が覚めた。意外にうるさい。
「8月6日のバット」(仮題)校正作業は、ジョー・ディマジオがエノラ・ゲイに乗り込む場面まで。見送るグローブスのゲスっぷりが読んでて愉しい。
9時半。古い女のひとをリハビリに送迎。待機の車中に湯タムポ持ち込むが寒し。車内でキャッチコールドしたか、突然の睡魔と疲労感に襲われ床につく。枕頭で読書するも、数行活字を追ううちに本が手から滑り落ちた。目覚ましが突然鳴る。起きてみたら携帯のコール音。版元の編集者氏からだった。もしもし、のあと両者沈黙。こっちは何用かと待ち、あっちは掛けたのはそっちでしょ、の行き違い。どうやら携帯お約束の間違いコールをしてしまっていたらしい。ついでに件の出版企画の様子を尋ねたところ来週には結論でそうとのこと。著者にその旨伝える。
風呂に浸かっての就寝前に夜食のおにぎり頬張りながら「ディア・ドクター」観る。二度目だったが愉しめた。ニセ医者になる前にプロパーしてて「(運転)免許ないねん」はないが、彼ならそんな嘘もつくだろう。読書しながら寝てしまった。