12月3日
6時起床。8時過ぎまで執筆。天候思わしくなく農園作業休む。
「世界は広島をどう理解しているか」ラテンアメリカ編読む。この地域が広島・長崎について深く理解していること、また世界に先駆けて地域として核兵器禁止条約を批准していたことに驚く。
午後は我が家の古い女の人の病院への送迎に忙殺される。待ち時間に生協で仕入れておいたスズキの片身を焚き火の鉄板でオリーブオイル焼きにしてみたが、イメージしたほど美味くなかった。
夜、先日版元に送った企画書についてメールで捕捉の問い合わせが入っていた。夜は思考力働かず、返信は明日にしてもらう。
映画「サーミの血」観る。スェーデン北部に住む先住民サーミ人女性の迫害を生きた人生。母国語を禁じられ寄宿舎に入れられての洗脳でアイデンティティをズタズタにされ…、何のことはない北米でも日本でも、世界のいたる所で生起し、今も続いている話。かの女の悲しい物語が美しい映像と音楽によって運ばれていたのが救いだった。