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編集ソフトのススメ

「ひろしま」原稿

今朝は、これまで書きなぐってきたノンフィクションの原稿を新書版のフォーマットにしてパソコンに落とし込みました。
いろいろ試行錯誤しながら改稿したりして、結局3パターンの原稿になっていたのを、はっきりとこの体裁の書籍にしようと決めて一本にまとめたのです。

その作業のついでにタイトル案も見直して、表紙デザインも変えてみました。
このタイトルがハマらないと、バッティングフォームが決まらないバッターと同じで、快打は望めませんからね。
逆にタイトルさえよければ、たいした原稿でなくても書籍化される可能性だったなきにしもあらず。
こういってはなんですが、拙著「衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?」は、まさにその口でしょう。(原稿がひどいって自嘲してるわけではありませんが・笑)

それはさておき、これからこの下書き原稿を元に仕上げ作業に入ります。

いまどき、書き物をするツールはパソコン。一部の物書きで手書きにこだわっている方もいるようですが、まあほとんどがキーボードで打ち込んでいるのが現状でしょう。

もちろんぼくもその口ですが、30年近く前に処女作(これは自費出版して「直川賞」を受賞・笑)を書いたときから、冒頭の写真のように清書段階では編集ソフトを使っていて、まんまの体裁で執筆しています。

直川賞受賞記事

本のフォーマットで書いているとその気になるというのか、書籍になる、本を出すというリアリティが持てるというのもありますし、何といっても原稿量、ページ立てが一目瞭然で把握しやすいってのも利点ですね。

ある書き下ろし作品を依頼されたときは、これが功を奏して、そのままデザインまで受けて、印税にプラスして制作費まで頂戴するという栄誉にあずかったこともあり。(笑)

おひとり出版社をしようと思えば、この編集ソフトのスキルは必須で、必要に迫られて身につけたのですが、この技術があればほぼ無敵。
最悪、自分の原稿を自分で本にできというのも強みになります。

どうしても書きためたもの、ブログを書籍化したいという動機が捨てられない方には、まず編集ソフトの習得をおすすめします。

ぼくは身近な知り合いに相談しながらの独学でしたが、こんなご時世、ヘルプ機能やらネット検索やらを駆使すれば、意外に簡単に習得できるんじゃないですかね。





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