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2月24日(木)

7時に目覚める。

午前中、スピリチャル万葉集の原稿を修正加筆して昼過ぎに投稿。そのまま
ネットでニュースを見てロシアのウクライナへの侵攻を知る。
福一が爆発したとき以来の、なんともいえない終末感をともなう虚脱感。
表向きの手続すらなしに戦端を開いたロシアの暴挙に弁解の余地はない。その思惑はわからないが、アメリカがまた利権のために水面下で何かを仕掛け、それにロシアが呼応したか対抗したのかもしれない。

ブッシュ政権が9.11を口実にイラクに侵攻したときは、石油利権を奪うという魂胆がミエミエだったが、今回の戦争は背景がよく見えない。
一応の民主国家であるアメリカは開戦に正義が必要なので、9.11という口実をでっち上げたが、ほぼ独裁に等しいロシアはプーチンの考えひとつで開戦できてしまう。いきなり王手から見せられても、それまでの応手が見えないのと同じだ。

ロシアとドイツとを結ぶパイプラインによって天然ガス取り引きが活発になって、ドイツのみならず欧州とロシアとが緊密になるのが面白くないアメリカが仕掛けたとの説もある。さきのイラクの例があるし、その説は否定しきれない。アメリカという国は、ずっとそんなことばかりしてきた国なのだから。
上から目線でロシアにたいして経済制裁ごっこをしかけているうちに、プーチンの堪忍袋の緒が切れて本気で怒らせていしまってのことだったとしたら、こんなトンマで迷惑な話もない。

いずれイラク侵攻のときのように正義とか国益とは関係のない、強欲な連中が身勝手な理由で引っ掻き回した戦争だったことが露見することになるのだろうが、そのとき世界が跡形もなくなっていないことを願うばかりだ。




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