1月27日(木)
きょうも日がな一日データ整理した。写真データをパソコンからハードディスクに移しながら、よくもまあいろいろ旅をしてきたものだと、われながら感心するやら呆れるやら。
一昨年だったか、ハードディスクとパソコンが立て続けにバンして、データの多くを失ったが、日時のリストだけは残ってもいるし、ついでのこと年譜のようなものも整理してみようと思い立った。
人生の後半は、恥多き人生をひとつひとつ清算していく。そう決めていたのだが、今いちど記憶のなかで人生を生き直してみるのも面白いではないかと考え直した。
今朝、夢に高校時代につきあっていた彼女が出てきた。大学受験を前にして関係は気まずくなっていたが、夢では将来がまだある設定だった。この夢が過去のあの時点に作用して、当時の彼女の思いがもし変わるとしたら…、そんなことを思ったせいもあったかもしれない。
この人生を「現実とはすこしちがった筋書き」で生き直してみる。面白そうな遊びではないか。
2004年、沖縄にカープのキャンプを取材に行った帰りに寄った沖縄平和祈念公園の写真は残っていた。帰りの機上で、鎮魂の余韻のせいかずっと気持ちがざわざわしていた記憶。それがまたあらためて追体験できた。
データ整理の息抜きに、きのう購入したナンバー読む。「藤井聡太と最強の一手。」このタイトルに魅かれて買ったのだが、読みを狂わされていた。「名棋士が語る忘れじの一局」ともあったが、とくに藤井聡太との対局というわけではなかった。編集部が放った幻惑手にはめられて悪手を指してしまったわけだ。「負けました」。
そういえば「ズムスタ、本日も満員御礼」を刊行したとき、事前に「カープよいしょ特集号」を出されてしまってもいるし、これでナンバーには2連敗か。