今年も開幕です。
遅ればせながらの、ご挨拶。
本年もよろしくお願いいたします。
年頭の高揚感というものもあるんでしょうが、毎年このころになると、下半身が疼くというか、そわそわというか、そんな気持ちになってくるのです。
一年のイベントの最初が、春に開催されている「東京野球ブックフェア」に参加することで、そのブースに並べる「新作」をなににするか、それを考えるのが楽しみでもあり、心地の良いプレッシャーにもなって、前記のごとき心理状態になってくるのですね。
といっても ここ数年は企画は決まっていて、プロ野球の「開幕スタメン名鑑」を作るのがマイ約束事で、第1弾のカープ、第2弾のベイスターズに続き、今年は近鉄バファローズの開幕スタメン名鑑を刊行するつもり。
そのシーズンごとに選手たちをリストアップする作業、これが実に楽しい。
伝説の彼方の彼らの顔を想い浮かべ、プレイスタイルを想像し、また懐かし選手たちを思い出しながら…。
世にイヤーブックとしての名鑑は溢れかえっているようですが、この歴代の開幕スタメンだけをピックアップして冊子にしたものは、たぶん例はなかったのではないでしょうか。
特化しての編集であるがゆえに、かえってそのチームの、そのシーズンのカラーが鮮明に浮かび上がるし、それをまとめることでダイジェスト的に歴史も俯瞰できるのですね。
またお得意の自画自賛になりますが、編集作業は愉しいし、内容も面白い。
コツコツとやって、いずれは全球団を網羅しするシリーズにするつもり。
それまでは死に切れません。(笑)