06'草野球甲子園アーカイブ2
さてさて2006年の草野球甲子園大会。その2日目、最終日です。
この日の初戦は、ともに1回戦を勝ち進んだマイペースと島根選抜との対戦になりました。
この試合も写真がありませんでしたので結果のみで失礼いたします。
島 20000|2
M 0030X|3
勝 前川 負 井上
一点を争う好ゲームでした。
つづく第2試合は、チームNORIO対ドリームフィールド・オールスターズでした。
ドリームフイールド・オールスターズのベンチは甲子園大会というより、オールスター戦のようなリラックスした雰囲気。
上はオールスター選抜の遠藤弟。下はその兄という兄弟の揃い踏み。なかなかサマになっとります。
で結果は下のとおり。
N 613|10
D 070 |7
勝 久保忠 負 坂元
オールスターズはチームNORIO最初のバッターの打球を、いきなりサードの管理人がエラー。これが大量の呼び水となって6失点。さらに次の回にも加点されたものの、その裏に5番蘆田の二塁打を足がかりに連打連打の猛攻。打順がひとまわりして4番の管理人までつながって一気に同点に持ち込む猛打ぶりを見せました。
しかし、つぎの回にあっさり3点勝ち越され、ノーガードで打ち合うような派手な打撃戦の末、あえなくノックアウトされました。
さて、いよいよ決勝戦です。
ここまで勝ち上がったのはチームNORIOとマイペースの2チーム。果たしてどんなゲームになりますでしょうか。
マイペースの先発は森投手。
初回に四球とエラーで出したランナーふたりを帰されて痛恨の2失点。
その2点目はチームNORIOの久保友選手のバットから。どでかい犠牲フライでした。
久保友選手の犠打で生還したのは久保光選手。みごとな同名タッグ。
初回に2点を奪われたマイペースの森投手。その裏には4番バッターで登場して、みずからのツーランホームランですぐに同点にしちまいました。
この大会の最後に劇的なことをシーンを見せてくれました。
「4番、ピッチャー森くん」
草野球甲子園のアナウンスは甲子園スタイルの「くん」呼び。これが結構ウケてました。
チームNOROの先発久保光投手は、2回3失点で負け投手に。
マイペースは、いいペースで加点して毎回の得点。
大会の模様をメディアがヘリから取材。ってのは嘘で、近くのおじさんが高見の見物してました。
そしてこちらはバックネット裏の貴賓席。野球より昆虫に夢中のお客さんも。
N 20000|2
M 2151X|9
勝 森 負 久保光
てなことで、ゲームは終了。優勝チームのマイペースには優勝カップが贈呈されました。
準優勝のチームNORIOにもカップが。監督が怖いのか、贈呈者の腰が引けてました。(笑)
以上、2006年に開催された第3回草野球甲子園大会のレポートでした。
「老若男女だれもが楽しめる大会」をコンセプトにはじまった草野球甲子園大会は、この第3回大会を持って幕を閉じました。
大会に参加いただいたチームのみなさん。ご支援いただいた、ますやみそ様、そして関係者のみなさん、なにより、趣旨に賛同して大会名誉会長をつとめていただいた衣笠祥雄さんに、あらためて御礼もうしあげます。
撮影協力/秋田貴志さん
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