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12月15日

前日の日記を書くのを忘れたまま寝てしまい、目覚めた夜中の2時に投稿。その後読書しているうちに二度寝。そこで夢を見た。
何かの仕事を終え、それなりのギャランティをいただいての帰り。昭和を再現した古本屋街を冷やかしつつ、あるコーナーで「ニュートン」だったか科学雑誌を探していると宮台真司氏が寄ってきて、「資料をありがとう」と礼を言われた。何かの資料を探すのを手伝ったらしい。かれの役に立てたことを誇らしく思っているうち、知人に料亭に誘われて支払いの段になって財布を落としたことに気づいたり、知人の細君が教育関係のビジネスを始めるのに助言を求められたりのカオス。

慈仙寺跡


10時半に原爆ドーム前に集合して、「ヒロシマ・フィールドワーク」。もう何十年も通って大概のことは知っているつもりだったが、まだまだ知らないことがあって驚く。別に些末なことまでいちいち知らなければヒロシマを語れないわけではないが、些末なことから別の視野が拓けることもある。このフィールドワークから、何かが生まれそうな予感。

リリー校

みんなと別れてから、カモメのばぁばぁで「8月6日のバット」の広島弁考証をしてもらう。いわば「リリー校」だ。数カ所手を入れてもらっただけだが作品がぶるっと精気を帯びたようだ。
ナイトイアターは「おくりびと」。これも二度目の鑑賞。感傷に流れる部分、陳腐な表現が気になりつつお約束の場面では落涙してしまう。
開高健「ベトナム戦記」読了。




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