カープを観るならビジター球場で!
昨日、カープ戦のチケットを手に入れた。
もちろん、すでに全試合完売のズムスタでのものではない。7月に横浜スタジアムで開催されるベイスターズ対カープの試合。
転売チケットではなく、ローチケで購入した。
空席がまだいくらか残っていて、ビジター外野指定席などもあったが、せっかくなので今シーズンからお目見えのウィング席にしてみた。
じつは最新刊「ズムスタ、本日も満員御礼!」の取材のために3月初旬に横浜スタジアムを訪れていて、そのとき販売窓口でこの7月の3連戦のチケットを求めてみた。
ベイスターズは月ごとに2カ月先の販売だから買えないことは知ってはいたが、それを現実に確認して本文に反映するためだった。
「7月の試合のチケットは、2か月前の5月になれば購入できる」
一括して販売し開幕前には全試合が完売。シーズン通してチケットを入手する機会がない。
そんなカープのチケット販売のグロテスクさを反証するための「購買をよそおった取材」だった。
それが現実に7月のカープ戦を横浜スタジアムで観戦できることになったのだ。
うれしいではないか。
このベイスターズの販売スタイルがプロ野球の球団として正しい興行のあり方というものだろう。
また青春18きっぷで、のんびりと観戦旅行とシャレ込むつもりだ。(たった今、ナゴヤドームのカープ戦のチケットも予約した)
かつて「衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?」を上梓した際、その流れで衣笠氏がカープの監督になるまではズムスタで観戦しない、という「ズムスタ逆入場キャンペーン」をシャレではじめた。
それが今では、カープの非常識なチケット販売のおかげで観戦したくても観戦できない状況だ。
いやでも逆入場キャンペーンを続行せざるをえなくなった。(笑)
まあいい機会だから、今回のようにせっせとビジター球場で観戦することにしようと思っている。
かつてカープ球団は、ビジター席に客が入らないと嘆いて、わざわざ特別便の新幹線を仕立てて首都圏や京阪神からカープファンを連れてきてビジパフォに詰め込むというバカげたイベントをしたものだったが、逆に広島のカープファンがビジター球場に出かけで行って観戦すれぱいいのだ。
名付けて「ズムスタ逆観戦キャンペーン」とか。(笑)
カープ球団が「お前らにチケットを買う権利はない」そんなチケット販売をしているのだ。
だったらそうするしかないだろう。