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ビンテージなエレピの音が好き

今さらだけど夏のボーナスでYAMAHAのreface CP(サムネ写真右上)を買った。ボーナスが入ったのは6月だからちょっと時間が経ってるんだけど、前に少し書いた試験があったりして、試験終わるまでは我慢だなって思ったので購入がこの時期までずれ込んだ感じ。

もともと6月時点ではMPC ONEを買う予定だったんだけど、色々調べてるうちにこのreface CPがどんどん気になってきて、今回のボーナスではとりあえずこっちを先に買うことにした。

まぁそれぞれ全然違うものだから、別にどっちを先に買うべきとかはない。MPC ONEについてはこのまま年末まで熱が冷めなかったら、クリスマス・プレゼントと称して冬のボーナスで買うつもり(笑)

二台目のキーボード

で、このYAMAHA reface CPが何かって簡単に言うと、エレピことエレクトリック・ピアノに特化したミニキーボード。「エレピっていったい何?」を解説した記事はネット上に山ほどある(だいたい「電気」ピアノと「電子」ピアノの違いから書いてあるコピペ記事だけど)から、いちいち細かいことは書かないけど、要はローズピアノやウーリッツァーみたいな1970年代のビンテージのエレピ音色が手軽に出せるキーボードだ。

前から持ってるローランドのRD-88(サムネ写真下)はバンド演奏用のステージピアノなので、もちろん一通りのエレピサウンドは入ってるんだけど、このreface CPの凄いところはあらかじめ入ってるエレピサウンドに対して各種エフェクトをツマミでかけられること。

エレピってエレキギターと同じでエフェクトをかけて使うのが当たり前だから、これらの内蔵エフェクトを自分で調整しながら使うことでRD-88内蔵音源よりも、グッと本物のビンテージ・エレピに近い音色を再現することが可能。

↑の動画なんか見ると、分かる人にはその音の再現度の高さが伝わるはず。ちなみに動画にも出てくるけど、実はローズやウーリッツァーの音だけじゃなく、ワウワウを効かせたクラビ(=クラヴィネット)の音色の再現度もかなりヤバい。

バンドやるわけじゃないから自分で使うことはあまりないと思うけど、適当に弾いてるだけでスティーヴィー・ワンダーやアシッド・ジャズみたいな音が出るから、つい「おおっ!」てなっちゃうもんね( 笑)

演奏と音出しはRD-88から

ちなみに実際の演奏は下のRD-88の鍵盤を使ってて、音自体もRD-88の内蔵スピーカーから出してる。refaceの鍵盤だと少し小さくて、フルサイズのピアノタッチ鍵盤に慣れた身としては使いにくいんだよね。

DTMとか詳しい人にとっては当たり前なんだろうけど、こういうときMIDI規格はとても便利。40年以上も前に策定された通信規格が今も普通に使えるって本当に凄すぎる。。。

普段RD-88でピアノ練習してるのと同じ感覚で、ビンテージ・エレピの音が再現できるのはとてもありがたい。ピアノの練習再開してまだ1年半くらいだから全然上手に弾けないけど、トレモロとリバーブをかけたローズmk1でポロポロとメジャー7thや9thのコード弾いたりしてるだけでも、充分楽しいからね。


いっしょに買ったミニキーボードスタンドも含めて、サイズ・色ともにシンデレラフィットで設置できたから、個人的にはとても満足してる。「自分の部屋にエレピがある環境」って15年くらい前からずっと憧れてたしね。

そりゃ当然ローズやウーリッツァーの実機とは違うけど、ここまで音が再現出来てるなら素人の趣味としては充分すぎるほど充分でしょう。素人が持つには実機は高いし重いしメンテナンスも大変だからさ。

ちなみに今練習してるピアノの目標は、このエレピ・サウンドを駆使して楽譜なしである程度のジャズピアノを弾けるようになること。別に超絶技巧を身に着けたいとかじゃなくて、自分で聴いて気持ちいい音を弾けるようになればいいなと思ってる。

まぁ趣味だし年齢制限のあるようなものでもないから、自分でイヤにならないくらいのペースで気長に続けることにしよう。

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