日本語のうた
大学生の頃くらいから、聴いてる音楽は基本外国の音楽だ。「洋楽」って括っちゃうとアメリカとイギリスのポップスのイメージが強くてなんか違う気がするけど、とりあえず部屋では日本語以外の歌詞の曲か、歌詞のないインストが流れてることが多い。
邦楽オンリー派の人には「洋楽なんて歌詞が分からないから聴かない」って人も多いけど、あんまり歌詞で音楽聴いてないから自分にとってはそこは関係ないかな。
ただ、別に邦楽を聴かないわけじゃないし、邦楽のなかには歌詞が好きな曲があるのもまた事実だったりする。もちろん音楽的に好きな曲ってことは前提でね。
「家に帰ろう (マイ・スイート・ホーム)」
自分にとって2023年現在、歌詞が好きな曲の筆頭がこれ。竹内まりやが1992年にリリースしたシングルで、検索したら1年くらい前にPVが作られてた。
結婚生活も長くなった熟年夫婦について、奥さん側の目線で書かれた歌詞。全体的に良いんだけど、特に好きなのが2番のサビ。
40代を迎えた今だからしみじみ良いなぁと思うけど、これを書いたときの竹内まりやって、今の僕よりも年下なんだよね。本人がなんかのインタビューで言ってたのを読んだことあるけど、なんで30代でこんなリアリティーのある歌詞をかけたのか謎。
でも、まぁこの気持ちは忘れないように日々生きていきたいと思ってる。
「たいせつ」
もう一つ同じくらい歌詞が好きなのがSMAPの「たいせつ」。これは1998年リリース。
自分のなかでは1994年のSMAP 006〜SEXY SIXから始まるSMAPフリーソウル期の大トリを飾る一曲って位置付けで、フィリーソウル(≠フリーソウル)感溢れるダンサンブルなホーンとストリングスのアレンジが素晴らしい名曲だけど、歌詞もとても良い。
このころ中居くんとキムタクが26歳。慎吾くんに至ってはまだ21歳なんだけど、これまた年齢にそぐわない大人な歌詞。少し前までSHAKEとかダイナマイトを歌ってたアイドル・グループとは思えない(笑)
ちなみに僕がこの曲の歌詞の良さに気づいたのは30歳過ぎてから。こっちは男性目線だけど、歌詞の内容的にはさっきの竹内まりやの「家に帰ろう」に近い、すごく普遍的なことを歌ってて、聴いてて元気になれる曲だ。
というわけで今日は僕の歌詞が好きな曲を2曲紹介。たぶんアラサー・アラフォー世代の人の中には共感してもらえる人もいるはず。
どっちも有名な曲だから同世代ならきっと知ってると思うけど、歌詞にも注目してみると良いかも。あっ、でもどちらかというと曲より歌詞に注目してる人が多いのかな。
歌詞にも曲にも注目して聴いてみてください(笑)
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